Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2019.1(3)

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All Photo by inos

TAKEDA HIROKIさんという水彩画を得意とする作家さん。デザインフェスタやハンドメイドフェスにはレギュラーで参加されており、その特徴ある世界観から印象に残りやすい作家さんでもあります。

線を描く事なく線で繋がっているように感じさせる描き方がシンプルな背景と相まって上手く活きていて感心します。今回会場で唯一購入したのがこの作家さんのポストカードでした。

コンピューターで多くの事が出来る時代だからでしょうか、手作業で仕上げられた木工細工に落ち着きを感じるのは。

小田原から出店していたこちらの作家さん、指先くらいのサイズで作られたアニマルキャラのマグネット。パーツが細かいため機械で作れない部分も多く非常に手間が掛かるそうです。

ただ小田原という土地には古くから木工細工の職人さんが多くいるらしく、難しい加工や工夫は相談したり力を貸しあったり出来るんだとか。確かに箱根は寄木細工が有名だったりしますからそういったノウハウの宝庫なのかもしれませんね。

同じ木工細工でも着眼点の異なるこちらは、バードコールをアクセサリーのようにデザインした作家さん。

バードコールとは中心の金属の軸を持って本体部分をクルクル回す事で鳥の鳴き声そっくりな音が出せる道具? 人と鳥との翻訳機ってところでしょうか。

こちらの作品はそれを鳥の卵そっくりな見栄えで仕上げたもの。誰がどう見てもウズラの卵ですよね。手に取って見ても本物と区別はつきません。それをペンダントやキーホルダーとして売っているというわけです。

ハンドメイドフェスですから、もう何でも作る人がいます。サングラスだって職人の手にかかればウッドフレームに。木で作るのにメガネフレームは細すぎて恐らく湿度の変化で歪みが出るでしょうから特殊な処理がされているのでしょうね。

沢山並んだブローチはヨーロッパのアンティーク時計を分解した廃材から作られたもの。会場では結構注目を集めていました。

ハンドメイドフェスお馴染みのライブイベントも開催されていました。人気の有無は登場アーティスト次第ですが、これが無ければ単なるフリーマーケットに近い静かなイベントだけに、生演奏の音源が会場中に響いているのは雰囲気が出てテンションも3割り増しです。

その他、ワークショップコーナーやイートコーナーも以前より拡大された印象で益々注目が集まるハンドメイド。今後は小物だけでなくもっと大きな作品なども展示されるといいですね。例えば家具だったり、何なら手作りの車や家なんかも!

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