Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2019(12)

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All Photo by inos

会場全体で900台以上もの車が集まればその全てを見てくることなど不可能で、まして週末で30万人もの人が訪れるわけですから人ごみに埋もれて気づかない展示車両さえあるくらいです。そんな中で道すがらひときわ目を引いたのがこの車。

どこかの国の大統領だってもう少し地味な車に乗りますよ!っていうくらいゴージャスな車。塗装なのか、表面に何かを貼っているのか技術的な事は不明ですが、この存在には圧倒されました。

見た感じだと車高の問題等で車検をクリアーするにはいくつかの課題がありそうなものですが、仮に一般的な車検項目をパスできたとしてこうしたカラーの車は公道を走る事が出来るんでしょうかね?

いえ、ボディーカラーが何色であろうと法的にどうこう言われることはないとは思うのですが、車そのものが目立ちすぎて各ランプ類が目立たず、例えばウインカーはちゃんと点灯するんだけれどそこに目がいかない!みたいな根本的な問題がありそうです。後続車のヘッドライトが反射し過ぎて真後ろを走れないとか...。

全然見当つきませんが相当な手間とお金が掛かっていそうですね。

こちらは小さい車ですが結構注目されていたデモカー。NISSAN GT-Rのようなダイハツコペン?ですよね。なるほどコペンの特徴ある純正ヘッドライトの形状からGT-Rとの共通点を見つけたというわけですね。

バンパーからフロントガラスへと続くボンネットのRがGT-Rのそれよりも丸い感じがしますが、車体全体の厚みと相まってコミカル度合いが増し 「シャレで作りました!」 という上手い落としどころに収まっています

リアのライト関係もどこからこういうそれっぽいものを探してくるのか知りませんが、GT-Rのデザインをよく研究して仕上げていますね。

これだけやっているのにこの車が単なるイカツイGT-Rもどきになっていないのは、車内を黒一色みたいな無難な感じにまとめず、明るくカジュアルな雰囲気で作り込んでいるからでしょうか。これだけで悪そうな感じが払拭され柔らかで良い人の印象に繋がっているんですよね。実際の所有者はどんな人か知りませんがきっと良い人なんじゃないかと。

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