Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カー・マガジン・ウィークエンド・ミーティング2019 春 in 大磯(2)

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All Photo by inos

やっぱり私は旧車ならFIAT500チンクエチェントが好きです。Classic MINIと近い存在でありながら1977年には製造を終えているらしいですから、最終モデルでも40年以上前の個体という事になります。20年落ちと言っている私のMINIなどまだまだ新しい車の部類です。

当時の車は皆ハンドルが細いんですよね。温度変化に弱い樹脂で作られているせいか割れてしまっているものを多く見かけますが流石にこの会場に来る車は皆新品のように綺麗でした。このシンプルで最小限のインパネ周りがたまりません。文明の利器とのコンビネーションは最近の旧車スタイルですね。

さあどのカラーがお好きですか?ってな具合に並びましたFIAT500チンクエチェント。私の好みは白に近い水色ですかね。多分この列の一番遠くに止まっているのがそれじゃないかと。だったら逆サイドから写真撮ってこいと言われそうですね。

チンクエチェントにはあまり見かけないマフラーが付いているなぁと恐る恐る近づいて見たところ、なんとこちらの車両ヨシムラのマフラーとキャブレターを搭載しておりました。マフラーはエキパイをワンオフすれば装着もさほど難しくないでしょうが、吸気系は結構大変だったんじゃないでしょうかね。こぼれ話で聞こえてきた情報によればいずれもバイク用のパーツらしいですから、キャブの根本のインテークマウントはおそらくCNCか何かでアルミブロックを削り出していると思われ...。

フレッシュエアーの当たらないリアエンジンレイアウトながらオイルクーラーを搭載しているのは、性能云々以前にやはり夏場のオーバーヒート対策でしょうかね。空冷エンジンですからせめて下からオイルごと冷やすという発想なんでしょう。チンクと言えばリアハッチを半開きで走る姿が定着するくらい熱との戦いみたいですからね。しかもこちらの車はABARTHですから他より発熱も多いのでしょう。

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