Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

グリーンマルシェ横浜 2018(1)

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All Photo by inos

横浜へはこれまで数えきれないくらい来ていますが、意外なことに1度も訪れたことのなかった山下公園。

横浜といえばここ山下公園が有名だった時代もあるようですが、私が学生の頃にはすでにみなとみらいが注目を浴びていましたし、ここ10年くらいは大さん橋の存在もあって、桜木町駅から歩いた場合多くの人が赤レンガ倉庫を横目に大さん橋まで来てUターンという人も多いはず。私もそんな理由でその先にある山下公園までは来ていなかったというわけ。

今日はそんな山下公園でこの週末だけ開催されているグリーンマルシェなるイベントに足を運んでみました。

グリーンマルシェの存在を知ったのは他でもないSNSからの情報。やはりこの時代WEBサイトを自ら訪問するような手間をかけずにほしい情報が向こうからやってくる仕組みは大いに利用するべき。ただ、SNSと言ってもFacebookやインスタみたいな万人向けのものよりも、趣味性の高いサービスを利用するとさらに絞り込まれた情報が入手できます。

私の場合そうした一般的なSNS以外にボタニカルに特化したGreenSnapサービスを使っており、緑に関係する記事のポストや情報収集はそちらにまとめています。

   

さて、前置きはさておきこのグリーンマルシェですが、簡単に言ってしまうと植物に自信のあるクリエイターやショップが全国から集まった緑と花のイベント。圧倒的に女子が多いですが私のような物好き男子も結構います。

イベントと呼ぶからには花を売っているだけでなくワークショップや説明会も行われ、知識向上やテクニックの参考にはもってこいの内容になっているのが面白いところ。昨日は強風が吹き荒れたそうでかなり寒かったらしいですから、暖かなイベント日和となった今日は多くの来場者で大賑わい。

時期的なものなのか会場全体で多肉植物を扱うショップが多かったように思いますが、その他にもドライフラワーとか苔とか生花など目移り間違いなしの展示になっており、スタッフの方も気さくな人ばかりなのでいろんな質問にも答えてくれます。

 

会場内で私が一番長く足を止めたのがgreen buckerさんというブース。こちらでは主にドライフラワーを用いたテラリウムワークショップを開催しており、常に誰かしら作品作りに没頭しておりました。

テラリウムですからガラス容器の中に好みの植物を入れアレンジする楽しみ方なわけですが、これをゼロベースで自作しようと思うと材料集めがなかなか大変な事を知るわけです。試行錯誤しながらアレンジするにはバリエーション豊富に植物を集めないといけないわけで、ボトル1つや2つのために多くの植物をストックする事はかなりの出費につながるのです。

ところがこのgreen buckerさんではワークショップを前提として多くの材料を準備してくれていますから、好みの色や形や組み合わせが選び放題。ドライフラワーの小物をこんなに豊富にストックしているショップってなかなかないですよね。このガラス容器も絶妙なサイズ感とデザインで、すぐにでも欲しくなります。

スタッフの方とお話をさせていただいたところ、埼玉にショップを構え時々こうしたワークショップを開催しているのだとか。名刺も頂いたので今後はFacebook等もフォローさせて頂き、次回は私もワークショップ参加させていただこうと思います。今日の参加も相当悩んだんですが、この後周辺を散歩しながら写真を撮ることを考えると手荷物を増やすわけにはいかなかったのです。今思えば今日くらい写真など後回しにして私も製作に没頭するべきだったかな?とも思ったり。

 

その他にも数々のワークショップが行われており、植物だけに留まらずオリジナルの植木鉢のペイントとか、ウッドケースやウッドスタンドのDIY体験なども出来てとてもワクワクする内容があちこちで開催されていました。

一つ勉強になったのが、アンティークデザインの木製ラックなどでよく見かける英語の文字ですが、私はこれまでそういうのは廃物利用で何かの用途で使われていた木材を再利用しているために以前の文字が残っていたりするのだと思い込んでいましたが、実際はフラワーアレンジのデザインの一つとしてちゃんとペイントしていることを知りました。それもスプレーなどで塗るのではなくステンシルのような型を用いてハケで簡単に塗っていました。なるほど!という感じですね。まあ考えれば簡単な事ではあるのですがこれまで木に文字をペイントする機会ってあまりなかったものですから。

塗り方のコツとかわざと雑に仕上げる感じなどは実際に製作工程を見ているとよくわかりますね。こういうのがイベントならではの楽しさかと。

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