Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

「新しい」それだけでは買い替え理由にはならない

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All Photo by inos

人には「inosさんは新型のα7RⅣ買わないんですか?」なんて事を言われます。

十分に金銭的余裕があって、ほかに欲しいものが無く、お金の使い道に困っているのなら購入しても良いかもしれませんが、価格云々以前に道具としてソレを見た時、私の写真生活に大きな変化をもたらすだけの要素が見つけられないため購入検討に至らないというのが正直なところです。

勿論新型ですから一つ一つを見ていけば多くの点において性能的に向上しているのは言うまでもありませんが、じゃあそれによってこれまで撮れなかった画が撮れるようになるかというとそうじゃない。

カメラ本体がポケットに入るくらい小さくなっていつでも持ち歩けるとか、真っ暗な環境でもノイズを気にせず撮れますとか、NDフィルターが内蔵されているため昼間でもスローシャッターが使えますとかいうなら、作品性に貢献してくれそうではありますが...。

以前にも書いたかもしれませんが、私が次にカメラを買い換えるときは、カメラ本体から機械式シャッターが無くなる時(グローバルシャッター or 高速スキャンの積層型センサー搭載)だと思っています。いかなる場合にもサイレントシャッターが使えるためです。現在愛用しているα7RⅡでサイレントシャッターを使った場合、動体が激しく歪むため実質動きの遅い被写体でしか使えないという制限があるのです。

え、先日発表されたSIGMA fpはシャッター幕が無いって? しかしfpもグローバルシャッターではありませんので原理的に歪みは出るはずなんですよね。

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