Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

御岳山に登る(1)

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All Photo by inos

昨日の日記の予告通り本日より東京奥多摩にある御岳山ハイキングのご報告。

谷川岳に続きこちら御岳山も我が家はケーブルカーのお世話になり、最小限の体力消費での登山を目指します。登山といっても標高900メートル強の低山でしかもケーブルカーを使いますから殆ど全自動みたいなものですが。

とは言えこの時期の御岳山は紅葉真っ只中とあって訪れる観光客は大変多く、ケーブルカー駅周辺の駐車場は当然のように満車。我が家も一旦はそこまで車で上って行ったもののいつ停められるかもわからない行列に並び続けるのもどうかと思い、駅から道沿いに900メートルほど下ったところにある民間駐車場を利用。

おのずとケーブルカー駅までは歩いて行く事になったというわけですが、それだけでも結構な高低差で急坂なのでその時点で疲れ果ててしまいましたね。

ケーブルカー乗り場となる麓の滝本駅はご覧の通り長蛇の列。時刻にして10時半くらいだったでしょうかね。ケーブルカーは上りと下りでそれぞれ1本ずつしかないようで互いにピストン運行。流石にこの季節が一番混雑するとあって臨時便が運行されており、ここでの待ち時間は最小限ですみました。

平均勾配22度、最大勾配は25度と、関東随一の急勾配を誇るケーブルカー。高尾山のケーブルカーと共通で、座席は初めから車両に対して斜めに設置されています。1本のワイヤーで引っ張っていますからこれが切れたら皆死んじゃいますね。不安になるほどの高低差は標高400メートルからものの数分で一気に830メートルまで引き上げます。

到着した御岳山駅。ここまで来ると人の群れも落ち着きを見せ、各々のペースで散策ができるようになります。11月とは言え温かい1日でしたから快適にハイキングが楽しめそうjな予感がしました。

天気は良くても僅かに空気が霞んでおり、遠くに東京スカイツリーまでが望めるとされる展望エリアからはせいぜい八王子の街あたりまでしか見えませんでしたね。まあこの日は眺望よりも紅葉を楽しみに行ったのでそれほど残念な感じもありませんで、そそくさと先を急ぎます。

さあ出発というタイミングですぐに現れたお団子屋。これまた高尾山に通ずるものがありまして醤油味やくるみ味噌の大きなお団子が販売されておりました。

なんだかこういう環境でお団子が売られているとついつい買って食べたくなってしまうんですよね。他にも焼きおにぎり屋さんなどもありましたが、やはりここはお団子でしょう!

という事で花より団子でまずは購入。ベンチに座って食べ始めたものの早速地面に落としている人がいる...。口の中には1つ入っているみたいですから全損は免れた様子。

この辺りはハイキングコースも穏やかな平坦が続きます。私のように体力のないアウトドア好きにはこれくらい整備されたルートが大変助かります。まあアスファルトでなくても良いですけどね、坂道が多い場合は普通の人の半分くらいのペースで歩ければ私でもなんとか...。

紅葉は光が命と言っても過言ではないくらい、直射日光を味方につけるとキラキラと輝き始め、赤や黄色が一層鮮やかに見えますね。真っ赤なモミジだけでなく緑や黄色が混在しているまさに今が最高に美しい時。

以前から何度も書いていると思いますが、紅葉を撮影するときはなるべく逆光を狙います。周囲の環境や写したい対象との位置関係もあるので必ずしもそう上手く逆光ばかりで撮れるわけではありませんけどね。

葉っぱは順光よりも逆光の方が100倍綺麗に見えるものです。葉っぱに限らず写真を撮るコツは常に順光を避ける事だったりしますが...。

さて今日のブログはここまで。まだ先が続くのでこのまま書き続けると長くなってしまいますからね。明日は上の写真の先に見える集落のような宿坊までこの先歩き進めた記録をご紹介。

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