先日野辺山を訪れた時の1コマ。私が感じている野辺山のイメージを絵に描いたような光景でした。

野辺山と言って真っ先に思い浮かぶのは視界いっぱいに広がるレタス畑。標高1.300メートルという高地ですから田んぼを目にすることは殆ど無く畑がその大部分を占めるわけで、シーズンになると深夜でもサーチライトを点けて収穫が行われるほど。他では見たことがないような巨大なトラクターがブンブン走っているのも特徴です。

そんな大きな畑にこの時期は種を蒔く時期なのでしょうか？ 数人のグループで長い長いビニールシートを被せる作業が進められていました。肉眼で見るとそのビニールシートが風に揺られ反射した太陽光がキラキラと光り、畑の大きさもプラスしてまるで海の中で作業をしているかのようにも見えました。

沢山の農作物が成長している光景や、収穫の印象の他に、種を植え付けるこのシーズンならではの美しさを発見した気がします。