Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

富士五湖から白糸の滝へ

By
All Photo by inos

富士五湖ってうっかりしていると六湖あるような気がしてしまうのは私だけでしょうか。この日は、山中湖 → 河口湖 → 精進湖 → 西湖 → 本栖湖 → 芦ノ湖 という順番で富士山を一周しました。さあこの中で富士五湖に含まれないのはどの湖でしょう? ね、難しいでしょう?

宛てもなく自然の中をドライブするのが好きな私ですから、そのルート圏内に何か観光スポットは無いものかと探してみました。富岳風穴や鳴沢氷穴は2年程前に行きましたし忍野八海もしかり。なるべくなら行ったことない場所をめぐるほうが楽しいですから、以前より気になっていても入ったことのなかった「富士眺望の湯 ゆらり」で温泉に入り、ふもとっぱらキャンプ場を下見し、その足で白糸の滝まで辿り着きました。

白糸の滝って富士山の麓にあるのは知っていましたが、他にもあるような気がするんですよね、群馬だったか長野だったか。昔「ホテル白糸の滝」という所に宿泊した記憶があります。

ここは富士山の麓にあるほうの白糸の滝。広く長く広がって繊細な糸のように見える事からそういう名が付いたのだろうと...推測。実はこのすぐ隣には音止の滝という結構大きな滝もあるのですが、そちらは立地の関係で全体像が見渡せないためかあまり注目されませんね。迫力がある滝なので観光用の足場を岩場に作ったりすれば結構人気出そうですけど。

直前の雨量や季節によって水量は大きく変化するのでしょうが、白糸の滝ってかなり横幅が広くあちこちから水が流れています。普通は川の流れの一部に落差があればそこが滝となるわけですが、ここはこれだけ多くの、または幅の広い川が流れているという事でしょうか? 滝の上流が気になります。

周囲は細かな水しぶきが舞っていますからマイナスイオンに包まれている感じがしてとても気持ちが良かったです。

滝の上に位置する駐車場に車を停め、滝つぼまで下りたという事は、もれなくその高低差分を自力で上らなければいけません。見学ルートを歩いていれば自動的に駐車場まで戻れるよう考えられていますが、途中の日陰の壁にマメツダがびっしりと生えていました。着生植物の一つなので土が無くてもこんなふうにコンクリートの壁に自生出来る点は苔に近い植物と言えるかもしれません。しかしここまで一面がマメツダで埋め尽くされた光景を始めて見ました。

ここに限らず富士山周辺は ”超巨大な植物” は無いにせよ、人の手の入っていないエリアばかりですから自然の植物を見ているだけでテラリウムを作る参考になりますね。特に光の強さとか方角とか共生できる種類とか...。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)