Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

4WDファンミーティング2019(5)

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All Photo by inos

この周辺もジムニー御一行様という感じでした。会場に集まっていた4駆ファンの方の中には「ジムニーは新型ばかりでJB23の俺らは関係ないんだよなぁ」と嘆いている人がいましたが、確かに会場内で目にしたJB23はこの1台だけでしたね。勿論展示車両がこれだけという意味でここに集まってきているお客さんの車両を数えれば結構いると思うのですけれど。

しかしこうしてみると、JB64が先代で、モデルチェンジしたらJB23になりました!っていうくらい23はモーターショーに並ぶコンセプトモデルみたいに流線形に見えますね。

遠くから見ると迷彩柄のようにも見えたこちらのジムニー。特長あるフロントマスクは何処かで見たことがあると思ったらこれブラックバイソンですね。ナンバープレートを見たらN’s Limitedと書かれていたので記憶と繋がりました。

今年の東京オートサロンでは迫力のカスタマイズジムニーを展示して注目を集めていたN’s Stageさんでしたが、その時はマットグレーのカラーリング且つ特徴的なヘッドライトを組み合わせていたためもはやジムニーじゃないみたいな迫力でしたが、今回の展示車両はもう少し現実的なカスタムカーといった感じに仕上げてありました。カラーリングの違いだけでも随分印象が異なりますね。グリルだけは特徴的なのでその存在を隠し切れませんが。

恐らくステンレス製のサイド出しマフラーですね。実際こういうのはどこまで車検に通るのか分かりませんが、大型車の場合はマフラーの位置って多分決まりがありますよね? バスは後ろから、トラックは運転席側のサイドから。それを逸脱した大型車を私は見たことが無いので恐らく法的に決められているんだろうなと。

そういう意味では一般乗用車がどこまで自由なのか分かりませんが、こういうものが製品化されるという事は大丈夫なんでしょう。アメリカンな感じが実にワイルドです。

排気効率とかトルク特性とかを考えだしたらこの形状は選ばないでしょうから、やはり見た目と音を楽しむスタイルなんだと思います。サイド出しマフラーって大排気量なエンジンでドドドドドッって迫力の重低音を響かせているイメージがありますが、シエラの1,500cc程度でも見た目に負けない音が出るのでしょうか。

インテリアのシートカバーはブラウンカラーに統一され高級感と柔らかな印象がプラスされていました。私のジムニーも普段はこんなふうに後部座席を起こして乗用車のように使いたいと思っているのですが、いつも何かしら荷物が載っているために座席は倒したまま広々とした荷室スペースとして使われています。つまり常時2シーター。

荷物を上手く整理すれば常時座席を起こしたレイアウトでもいけると思いますが、座席の上に物を置いてしまうとシートベルト着用警告が出てしまうのでなかなかめんどくさいんですよね。シートベルトダミープラグを購入して差し込んでおけば良いと思いますが...。

タイヤメーカーも何社か出展しておりました。こちらのタイヤはいったい何用でしょうか。水を張った田んぼの中でも走れそうな形状に驚きます。トラクターや耕運機用なら分かりますが、それにしては随分スポーティーなデザインですから、もしかすると昨日紹介したようなバギーみたいな車が履くのかもしれません。

こういうのは昔からあるような気もしますが、近年はLEDタイプのワークライトなるものを装着するのが流行っています。昔ならもっと大きな丸型のハロゲンライトをロールバーやバンパー付近に複数並べて装着していたのかもしれませんが、現代はLEDの時代ですから小型になり、棒状の細長いタイプも多く見られます。

”ワークライト” という位置づけですから走行中の点灯は法的に不可。確か電源スイッチが運転時の簡単に操作できる場所に有ってはいけない、もしくは運転用のスイッチ類とはっきり区別された取付が前提とどこかの記事で読んだことがあります。だからエンジンルーム内にスイッチを設置する人も多いようで。

4駆がこうしたライトを装着するにはそれなりに理由があって、たぶん、夜間走行でぬかるみにハマったとか、雪道で立ち往生したような状況で、足場を作ったりウインチを準備したりするのに使うのでしょうね。

見た目重視のアクセサリーとして取り付ける人も多そうですが、点灯時はヘッドライトよりも明るかったりしますから山の中などであれば走行時に点灯する人もいそうですね。道のない場所であれば道路交通法は適用外でしょうから。違うかな? キャンプ用照明としては...明るすぎます。

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