Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

入間航空祭 2019(3)

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All Photo by inos

この日私にとって一番のハイライトはこれらの飛行機のデモフライトでした。ずんぐりむっくりの鉄の塊はよくもまあ空を飛べるなぁと感心するくらいのメタボ体形、自衛隊が所有する最大級の機体サイズというだけあって迫力が凄いです。

飛行中最大の見せ場はここだったと思います。上空からのパラシュート降下訓練。天高く無数のパラシュートが次々と列をなすように広がった様はなんと美しい光景でしょう! これまで何度も各地の航空祭に足を運びましたがこんなに綺麗に見えたのは初めてでした。

とはいえ戦争を知らない私世代なのでこれを綺麗とか凄いとか言いながら眺める事が出来ますが、もし本当の戦争を経験している人が見たらこの光景を両手放しに受け入れる事は出来ないのかなぁとそんな事も考えました。

自分達の訓練を客観的に眺める自衛官の姿もまた印象的に見えました。航空祭と一口に言ってもそれは単にカッコイイ飛行機がビュンビュン飛び回るというだけでなく、それを囲む多くの人の姿にもそれぞれの人間模様があって、こと国を守る自衛隊が開催するイベントだけにこのエリアは少しだけ普段と違う空気が流れ...。

ブルーインパルスみたいな戦闘機が編隊飛行をするというのは想像していても、これだけ巨大な機体が戦闘機さながらの編隊を組んでアグレッシブに飛び回れば見ているこちらが圧倒されます。

その角度で旋回しますか?と目を疑うような角度で向きを変えるC-1輸送機。機体サイズが大きいのでゆっくり飛んでいるように見えましたが実際はかなりの速度が出ているからこのような角度でも高度を維持しながら旋回できるのでしょう。大迫力のフライトでした。

上空を飛んでいる飛行機と同一の機体の中が見れるとあって地上は地上で大行列。航空祭の展示は小さな戦闘機が並ぶよりこうした大きな機体が並んでいた方がダイナミックで見栄えがします。戦闘機は小さいだけでなく人気があるため人に取り囲まれてしまい遠くからは殆ど見えませんからね。巨大な機体は皆に平等!

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