Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2020(1)

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All Photo by inos

東京オートサロンへは11日(土)に伺いました。先日の日記にも書いた通り、早朝5時半頃には幕張メッセに到着しゲートオープンの9時に入場しました。

年々来場者の増えるオートサロン、今年は過去最高の33万人を超えたと聞いています。400社を超えるチューニングメーカーが鎬ぎを削って作り上げた展示車両は800台以上、全国から車好きが集まる1年に1回のお祭りみたいな展示会。

今年も私はジムニーメインで会場を見てきたわけですが、その中でも真っ先に足を運ばなければ!と意気込んで向かったのがこちらアウトクラスカーズさん。YouTubeでカスタムカーの仕上がり情報を得ていましたし、今回は先着30名にオリジナルステッカーがプレゼントされるとあって私はそれもGetしたいという目的がありました。

ただし、全11ホールある展示会場のうちいったいどこにアウトクラスカーズさんのブースがあるのか...事前情報がなく、たどり着くには相当苦労するだろうと覚悟していましたが、何と最初に訪れた1ホールにお店を広げておりました。なんとラッキーな。ブースはアウトクラスカーズではなくスズキコンプリートとして出店していましたから会場マップにアウトクラスの文字があるはずもなく...。

見事ステッカーをゲットしました。YouTubeのチャンネル登録をしており会場で声を掛けた人だけが入手できるものですから、多分私が1番乗り!ですね。これに関してはまた後日紹介しようかと。

オートサロン2020で一番見たかった車がズバリこれです。出来立てホヤホヤの新型ジムニーシエラ JB74・アウトクラスカーズデモカー。YouTubeで見てはいましたが現物は更にカッコイイ! 個人的な意見ですがJB74ではこれまで見てきたデモカーの中でダントツにカッコイイです。

まずこのボディーカラーが最高! ジムニー純正のブルーってメタリックで子供っぽいイメージですが、こちらのブルーは水色に近くしかもヘリテイジカラーな感じで落ち着きがあり大人な雰囲気に仕上がっています。この色が純正カラーで設定されていたら私はアイボリーと最後まで迷ったでしょう。

このJB74の一番イケテルポイントが存在感のあるオーバーフェンダー。普通車規格のシエラですからこのようなフェンダーが実現するわけですが、とはいえ世の中にシエラ用のオーバーフェンダーを作っているメーカーは数あれど、この形状は唯一無二。

ただ単にバーンと張り出したフェンダー形状ではなく、一旦ボディー面に合わせて絞っておいてそこからエッジを効かせたラインで張り出しているため非常にシャープな印象。フロントとリアでフェンダーの角度もピッタリ合わせてあるという...。実は純正は角度が異なります。

車本体を購入する前にこのフェンダーを見てしまっていたら、私は軽規格のジムニーではなくシエラを買っていたかも!とこの時思いました。

アウトクラスカーズさんはまず先に軽規格のジムニーJB64のカスタムカーを製作し昨年のオートサロンに出展、2年目となる昨年今度は普通車規格のジムニーシエラJB74のカスタムカーを製作し今回のオートサロンに展示。後出しのシエラを見るのは軽規格のJB64乗りには目の毒ですね。

バンパーもウインチも最高にイケテル!もう文句のつけようがないデザイン。何か他の車を模して作ったのではなく、ジムニーの特徴を最大限引き出し延長した究極のジムニーシエラといった感じ。ここまで高い完成度を見せられるともはやスズキの立場が無い、そんな感じすらしてきます。スズキブースのデモカーとして展示されていても違和感はありません。

リアバンパーはお正月返上で社長さん直々にFRPで製作したんだとか。やっぱりジムニーには薄いバンパーが似合いますね。

私もいずれ装着を考えているルーフラック。キャリアやルーフラックを装着した場合、屋根のお手入れがほぼ出来なくなるため特にブラックルーフの場合にはウォータースポットが気になるところですが、それへの対策としてアウトクラスカーズさんではこちらのチッピング塗装っぽい処理をしています。

勿論この塗装でもウォータースポットが出来ないわけではありませんが、鏡面仕上げよりも遥かに汚れやシミが目立たないという事でお勧めされました。なるほど実績のあるメーカーはこういう所への気配りもしているのですね。

アウトクラスカーズさんの新型ジムニーパーツと言えばこちらのグリルが印象的ですが、聞けば発売当初とは異なる素材のものを装着してきたとの事。FRPやABSではなくASAを使っているらしい。

これにより純正グリル(ABS)にありがちな紫外線による白化が最小限に抑えられるらしく、未塗装でも長期的に美しさがキープできるとの事。それは良いですね。

まあここもチッピング塗装してしまえば良いわけですが劣化が少ない素材ならそれに越したことは無く。

スペアタイヤに取り付けられた遂行缶のようなタンク。金属ではないためガソリンは入れられないそうなので水を入れるのが目的かもしれませんが、どちらかというとドレスアップパーツ的な存在でしょうかね。カッコいいですが実用性はそこまでなさそうな気がします。水を入れていた場合は太陽光で温度が上昇し傷みやすいでしょうし、入れっぱなしでは苔も生えそうな気がします。

マリンスポーツ好きな人ならシャワーの水として使えたりするんでしょうかね。

アウトクラスカーズさんと言えばジムニーだけでなくエブリィのカスタマイズでも有名ですね。悪路以外ではジムニーよりも実用的ですからこちらの人気も高いようです。

ジムニーと2台で山奥のキャンプに向かったらとても楽しそうです。ジムニーは走行専門、エブリィは宿泊用みたいな感じでそれぞれが役割分担を持って移動する...。アメリカとかの本格キャンプってそんな感じですよね。

ただでさえエブリィは車内が広くてキャンプ向きなのにこの車はルーフテントを積んでいますからこれ1台で4人がそのまま寝られそう。

このスタイルも車中泊と呼ぶのであれば、車中泊には車内で寝るスタイルと、こうしてルーフテントで寝るスタイルの2通りの方法があるわけですが、車内で寝るのであれば荷物を全てルーフラックに載せて車内スペースを確保、ルーフテントで寝るのであればキャンプ道具を車内に収めて寝るときはルーフテント。

どちらが便利なんでしょうね? 結局荷物を屋根の上にするか人間が屋根の上で寝るかの違いなのですが、雨天時を考えると車内で寝られるほうが安心な気がします。荷物は屋根の上でずぶ濡れになりますけどね。

このエブリィはその両方の使い方が選べますから非常に自由度の高い車という事ですね

この日一番見たかったブースを一番最初に見てしまった私、ステッカーこそゲットで出来ましたが、この後他ブースでモチベーションが維持できるか少し不安になるくらい、テンション高く見れたアウトクラスカーズブースでした。

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