先日、昭島のアウトドアビレッジに行った際、隣接するLOGWAY BESSにも立ち寄ってみました。アウトドアファンならすんなり入り込める木の家の住宅展示場といったところでしょうか。
キャンプ用品を購入してお店を出れば、道を挟んで目の前がこの展示場ですからね、キャンプだけじゃなくいっそ自宅をこんなふうにアレンジしてしまってはどうでしょう?と言わんばかり...。
敷地内には何種類かのログハウスが建てられておりどれも個性的な魅力を放っておりました。夕暮れ時に訪れたため暖色の照明が雰囲気を盛り上げてくれて、ここだけが東京ではないような錯覚に陥ります。
木の家って見た目に落ち着きがありますし、音の響き方や香りや手触りからは何とも言えない安心感が感じられ、その雰囲気が私は好きです。
出来れば1軒だけで建てるよりこんなふうに数軒が集まって建てられていると、それこそキャンプ場でキャンプでもするかのように隣同士が刺激し合って相乗的に良い雰囲気が作れるのかも。
ログハウスの良さは外観だけでなく室内に入ってこそ感じられるもの。玄関から一歩踏み入れれば「わぁ~良い!」と声を出さずにはいられないこの ”実現できそうな非日常”。
建物のサイズや間取り構造上の特徴などは確かにモデル毎様々ですし見る人によって好みもあると思いますが、共通して言えるのはどの建物も居心地がよく落ち着いた空間であるという事、もうこの一言に尽きます。
実は私の実家にも小さいながら自宅庭に建てたログハウスがあります。150万円程のキットを購入し1カ月ほど掛け自分たちで建てた記憶があります。勿論この展示場に並ぶモデルルームほど立派なものではありませんがそれでも木の家特有の温かみは変わりません。
ただしキットの家、それもこれほど大きなものではありませんから壁に断熱材は入っていません。冬は寒い寒い...。長野という土地柄氷点下10℃くらいにはなりますからね、室内でも水が凍ります。
その点こうしたログハウスは一応壁に断熱材が入っているとの事、どうやら普通の家と同じように保温性は確保されているようです。
色々見ていると「建てるならこういう家だよね」と自然に思えてくるのがモデルルームマジック。10年ほどで外壁の再塗装が必要だとか、そもそもこういう家を建てる環境というのは落ち葉の処理や雑草の草むしりが大変だとか、東京にコンクリートの家を構えるのとは違った苦労がありますが、それをもって余りある魅力が木の家。
短い時間でしたがここにいる間だけ良い夢を見させてもらえました。