ジムニーに搭載しているディスプレイオーディオ。あえて ”カーナビ” と書かない理由は実際このオーディオにはカーナビ機能は無くディスプレイの大きなオーディオだから。それでもiPhoneを接続すればCarPlay機能でカーナビになるため必要にして十分なナビというわけ。近年は各カーディーラーでも純正オプションとしてこうしたモデルがラインナップされているのは助かりますね。

そんなディスプレイオーディオの型番はパイオニア ”PVH-9300DVSZS”。 同じくパイオニアの市販モデル ”FH-9300DVS” のOEMでスズキ車用にフィッティングしたものと思われます。

しかしこのオーディオ、何が原因かわかりませんがCarPlayを使っていると時々動作が不安定となり、音声案内はされるがマップ画面の更新がされなかったり、エンジンを掛けても電源が入らない．．．なんて事も経験済みです。大抵はiPhoneを繋ぎ直せば復帰するのですけどね、出来ればもう少し安定動作を望みたいところ。

そこでオーディオそのもののファームウェアの新しいバージョンがリリースされていないかと調べてみたところ、PVH-9300DVSZS用はVer.8.06が最新で既にインストール済みでしたが、OEM品のFH-9300DVSにはVer.8.32がリリースされていることを知りました。

早速ダウンロードして更新に挑戦。多分中身は同じであろうOEM品のファームウェアですから案外あっさりインストールできてしまうのではないかと思いまして。結果はアップデートファイルに異常を検出してインストールできず．．．。OEMとは言え一応中身の適合は確認しているようですね。この辺りはディーラーオプションならではの融通の悪さとでも言いましょうか。おそらく今後もう更新プログラムはリリースされないんでしょうねぇ。