Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

トレンクルから乗り換えではなく追加

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All Photo by inos

実用的な自転車を求めここ1ヶ月程近所のサイクルショップでいくつかのモデルに試乗したりして吟味しておりました。そして我が家にやってきた小型の電動自転車 ”BRIDGESTONE Real Stream Mini”。

いえ、確かにお気に入りの折り畳み自転車 ”トレンクル” が自宅にはありますけれども、常に部屋の中に飾ってあるような感じでして、日々の通勤で駅前まで乗っていくとか、近所のスーパーまでお買い物に乗っていくにはカゴが付いていないとか、最近のホイールロックタイプの駐輪場にはタイヤが小さすぎて停められないとか、いろんな理由で足として使える自転車を探していたのでした。

それならドンキホーテで売っている1万円くらいのママチャリで良いじゃん!とも思いましたが、最近は5万円ほどで購入できる電動アシスト自転車がある事を知り気持ちはすっかりそちらの方へ。しかもヨドバシカメラのポイントが結構溜まっていましたからそこへちょっと現金を追加すれば国内有名メーカーのモデルも視野に入ってきたわけで。

結局購入したのは10万円を超える、いわゆる電動アシスト自転車の平均価格帯のもの。

BRIDGESTONE Real Stream Miniをチョイスするにあたり悩んだのはフレームのカラーリング。結果的にはこのレトログレージュと呼ばれる落ち着いた色で、ベージュっぽい白が好きな私のお気に入り。車で言ったらClasic MINIもジムニーもベージュっぽい色を選んでますからね。こういう優しい色が好きなんです。

実はこの自転車、WEB検索にて情報を集めていると、YAMAHAからもPAS CITY-Xなるモデル名で同型が販売されている事に気づきます。フレームはBRIDGESTONE、電動アシストメカはYAMAHAが開発しているようでいわゆるOEM品ですね。ただし前カゴの有無や電動アシストのコントローラーのデザインなどにはちょっと違いがあり、フレームのカラーも両者で異なります。カゴが標準装備でしかもお気に入りのカラーという理由でBRIDGESTONE Real Stream Miniに決定!というわけです。納期はこちらの方が少し遅かったんですけどね。

今時は電動アシスト自転車も進化しており、海外モデルなどを探せばバッテリーも駆動用モーターもフレーム内に収まっており一見電動アシスト付きに見えないようなスタイリッシュなんモデルも存在しますが、日本メーカーの多くはこうして昔ながらの存在感のある電動ユニットが使われていますね。今回このモデルを選んだ理由もここにありました。

最初は海外モデルを検討していましたからね、ブロンプトンそっくりの電動アシスト自転車Harry Quinn PORTABLE E-BIKEなども視野に入っていたのですが、バッテリーがフレーム内に収まっているのは見た目には最高にスタイリッシュですがいざ充電しようという時にはいったんフレームを折り畳まないとバッテリーが取り出せないという事でしょうから、実用性よりも見た目を重視しちゃっているかな?という気がしたわけです。今回の自転車選びのポイントは ”実用的な自転車” でしたからそこはあえて国産の使いやすいタイプが最適。

ここ最近はご近所で27インチクラスの電動アシスト自転車を何度かレンタルしたこともあり、そのメリットとデメリットを感じていたところでした。

メリットは言うまでもなくスイスイらくちん走行に貢献してくれるアシスト機構ですが、それゆえ重量が重く25kg以上はあるだろうというメタボスペック。勿論走行中はその重量もほとんど気になりませんし、アホみたいに長距離乗ろうなんて考えていないのでバッテリー切れもそうそうないとは思うのですが、27インチクラスのママチャリはどうしても取り回しが悪い...。14インチのトレンクルに乗っている身からすると、Uターン一つにしてもバックして切り返しが必要なほど。そこにその重量ですからそれだけでもう大変。

今回はそんな理由から20インチの小型軽量電動アシスト自転車。軽量と言っても20kgくらい、電動アシスト機構を持たない普通のママチャリくらいの重さですね。

デザイン性で言ったら、新聞屋さんみたいにカゴの下に装着されたLEDライトがなんともレトロで可愛い。こういうライト最近時々目にしますが流行っているんでしょうか。

驚くことにこういうママチャリ寄りのシティーサイクルみたいな自転車にVブレーキが装着されていました(フロント)。ちょっと高級な自転車の標準ブレーキという感じがしていたのでなんだか嬉しいですね。リアはローラーブレーキというタイプなのでママチャリ同等ですかね。昔の自転車みたいにキーキー音はしません。

タイヤはママチャリに比べると少し細めの20×1-3/8サイズ。

レザーテイストな茶色いサドルも可愛い。思いの外お尻にフィットします。

ご近所を少しだけ走ってみたところ、昔の電動アシスト自転車よりも漕ぎ出し時のアシストタイムラグが少なく感じますね。とても自然な感じ。発進からすぐに15km/hくらいに達してしまうので3段変速は常に3速で良いくらいで、出来れば5速くらいまで欲しい感じ。巡航速度で18km/h以上出そうとするとケイデンスが早くなりすぎてちょっと忙しいです。まあでも買い物や通勤にはこれくらいがちょうど良い感じですかね。

軽量化に貢献してくれているアルミフレームは駅前の駐輪場に停めておいて雨が降ってきても錆びの心配が最小限なのが良いですね。細かなネジなどは錆びるでしょうがそういったところにはカーワックスを軽く塗っておきましょう。

3.5時間の充電で80kmも走れる電動アシスト自転車。せっかくだからこれで遠出もしてみるのも良いけれどこれからの季節は雨と暑さちょっと辛いですかね。

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