Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニーならではの足回り

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All Photo by inos

この4連休は実家の長野に帰ろうかと考えていましたがコロナウイルスの第二波と思われる感染者の増加により大事をとって予定は延期に。ならばせめて休日を満喫すべく近場へ車中泊で遊びに行こうと考えましたが今度は私自身の体調が優れずそれさえ中止に。じっとしていた1日を振り返っても日記ネタが無いのでジムニーの足回りの話でも。

新型に限った事ではなく先代のモデルにも採用されているジムニーならではのサスペンション形式それがリジッドアクスル式。左右のタイヤが一本の車軸で連結されている方式の事で、現在乗用車で採用されているのはジムニーだけ。

一般的な車には乗り心地を重視した左右独立懸架のダブルウィッシュボーン式やマルチリンク式が採用される事が多いと思います。ジムニーのリジッドアクスルは言わばトラックや電車に使われるような古典的な方式ではありますが、あえてこの方式を採用するのは悪路走行時の走破性を高めるためであり、左右輪が繋がっているリジッドアクスル式は対地キャンバー変化(路面に対する車輪の傾き)が少なく、ホイールストロークを大きくとれることが特徴。一方の車輪が押し上げられるともう一方が押し下げられる(=路面に押し付けられる)効果が得られるため悪路走破性に寄与するとされています。

他の車では走れないような場所で仕事車としても使われるジムニーですからこうしたところは妥協なしですね。

ただし、リジッドアクスル式は良いことばかりではなく、他車ではありえないような動きをする事もあります。それが車道から歩道へ乗り上げるようなシーンの横揺れ。そりゃもう驚くほどグラグラするわけで...。

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