いよいよ発売された ”HONDA e”。2017年の東京モーターショーでコンセプトモデルが発表され、昨年のモーターショーでいよいよ市販化間近と思われていましたが本当に発売されたのですね。実は私もつい先日キャリアカーで運ばれていくこの車を偶然街で目にしていました。

HONDA eの特徴はなんといっても電気自動車というところ。ハイブリッドカーは今やなんら珍しいものではなくなりましたが、電気のみで走る車はまだ大手各社が1車種くらいしか出していませんよね？ テスラなんてのは電気自動車専門メーカーみたいな謳い文句で新規参入してきたのは有名ですが、国産なら日産NOTEだって頑張っているようです。

さてHONDA e、昭和のシビックみたいなシルエットがなかなか可愛くて好みです。ただこの車見た目以上に最新のテクノロジーの塊なんですよね。物理的なドアミラーが無くてカメラ搭載の電子ミラーだったり、インパネなんて5連液晶モニターですと！ その昔思い描いた未来の車がそのまま形になったみたい。

それでいてパワートレインは電動ならではのトルク特性で、ガソリンエンジンに例えたら3リッター級の動力性能と言われており急加速は物凄いらしいですね。1度の充電で300kmに満たない走行距離というのは心許ないですが、こういう車は長距離ドライブというよりタウンユースを前提としているのでしょうね。

近くのHONDAディーラーに実車があれば是非試乗してみたいところですが、お値段が驚きの450万円オーバー．．．。急に可愛くなく思えてきます。