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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

N-VAN最大の魅力は床まで下がるシートアレンジ

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All Photo by inos

グランベリーパークにはキャンピングカービルダーのTOY FACTORYが入っているので今回もショップを覗いてみました。

TOY FACTORYといえば以前も何度か紹介しているジムニー用コンフォートベッドキットをリリースしているメーカーでこちらの店舗でも実車を何度か見せてもらった記憶があります。今回はジムニーの展示こそなかったものの同時期にリリースされたホンダN-VAN用のベッドキットが実車展示されていたので見てきました。

N-VANってその名の通りワゴンではなくバンなのですけれど、このカラーリングだと現代的でオシャレな車に見えますね。ジムニーと比べるとタイヤの小ささからして悪路の走破製は低そうですが舗装路を移動する限りはなかなか可愛くて良いじゃないですか。

車内を見ると驚きの広さ! ジムニーと同じ軽規格ながらこの広さは大柄の大人が寝ても足がハンドルやダッシュボードに届く事はないでしょう(バレーボール選手は除く)。

ジムニーで車中泊をしていてちょっと窮屈に感じるのは足元の狭さ(ハンドルに足が届いてしまう)と、天井の低さ。ジムニーだって結構背の高い車なのですが悪路走行最優先で床下が高いので、シートをフルフラットにしてマットを敷いてその上に人が胡座を描いて座ると頭が天井に届いてしまうんですよね。そこに天井収納など取り付けているのでもう首を傾けないとモロに荷物が頭に当たるわけで。

その点このN-VANは天井がかなり高くそして座面も低いのでここに身長180cmくらいの大人が座っても頭が天井に届いてしまう事はないでしょう。これは羨ましい。

展示車はデモカーなのでサイドボードやミニテーブルが装着されていましたが、軽自動車にこれらを取り付けてしまうと限られた車内スペースがかなり狭くなってしまうため私個人的には無い方が実用的で良いと思っています。軽キャン的使い方においては車内でどれだけ快適に寝られるかが最重要ですから。もう少し大きなキャンピングカーならここにギャレーが付いたりするのでしょうけれどね。

何度見てもTOY FACTORYのベッドキットは見栄えも良いですし使いやすそうですね。

この車を見て最高に羨ましいと思ったのがココ。ベッドの下にこれだけの収納スペースが確保できるのです。ジムニーの場合もともと床が高いところにリアシートがこのエリアを占有してしまうため、ベッドの下に収納スペースを確保するのは難しく、後部座席下はほぼゼロ、フロントシート下に靴を入れられる程度。だから車中泊の際に車内をフルフラットにした場合荷物を置く場所が無くなってしまうのです。

ところがN-VANは荷物を沢山載せられるよう設計されているだけに、フロント・リア共に床位置までペタッとシートが倒れて綺麗に格納され床の高さがシートの厚み分10cmほど上がるだけで車内は完全なる四角い箱になりますから、このようにベッド下に収納スペースを確保しながらベッドキットを展開してもまだ天井までのクリアランスが十分確保できるのです。これだけのスペースがあれば2名1泊2日の荷物なら全てここに収まりそうで、その場合ベッドの上は広々寝室となるはずです。

N-VANかなり魅力的な車ですね。走りのジムニー、車中泊のN-VANといったところでしょうか。

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