Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

どちらが当たり前でしょうか

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All Photo by inos

先日朝の情報番組を見ていたら ”信号機のない横断歩道における車の一時停止率” という内容で都道府県ランキングが発表されていました。

1位は我が故郷の長野県だそうで! なかなか嬉しい結果でした。番組の調査によると長野県は横断歩道を渡る際、小学生であれば手を上げる生徒が多いですし、渡り終わった後はくるっと振り返って停止してくれた車のドライバーに対して会釈をし敬意を払うと取材されていました。

確かに私が子供の頃も長野では横断歩道を渡り終えてから軽く会釈をするのが当たり前でした。全員ではないですが大人であってもその気持ちは少なからず持っていると思います。そうやって育った子供が今大人になり車を運転していますから横断歩道があればドライバーは停止するのが当たり前なのです。

そんな環境で育った私ですから考え方が少し偏っているかもしれませんが、東京では車が接近していても横断歩道を我が物顔で渡っている人が多くて驚きます。そこからは ”歩行者優先ですから!” みたいな空気が感じられ、勿論渡り終えても会釈の一つも無し、せめて急いで渡るくらいのそぶりは欲しいところですがそれも無し。東京という街の少し嫌いな部分です。もちろんマナーの良い人だっているんですけどね。

逆にいうと、会釈をする長野を取材している事に違和感を感じたというか、”しない” のが普通で ”する” のが珍しいという大前提が既に出来てしまっているのかな?と思ってしまいましたね。交通ルール云々の前に、何事においても人に敬意を払うという姿勢は人として普通な事のように思いますけどね。

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