先週末、自転車で調布飛行場までポタリング中たまたま通りかかったスーパーオートバックス三鷹店でなにやらジムニーのイベントらしきものが開催されていたので立ち寄ってみました。炎天下のポタリングなのでちょっと暑いと思っていたところでしたから涼しい店内物色も丁度良く。

遠目に見ても展示車両2台がショウワガレージのデモカーである事はひと目で分かりました。こちらはジムニーシエラがベース車両。

随分太いタイヤを履いていますから燃費は悪そうですがワイルドな力強さは軽規格のジムニーには真似のできないところ。モノトーンでまとまっていて派手さはありませんがツボはしっかりおさえている感じ。

某ユーチューバーのジムニーチャンネルで紹介されていたカーボンボンネットが装着されていました。

ジムニーのボンネットはクラムシェル形状のためか一般的な車のそれと比べてもかなり重い部類です。そこを軽量なカーボン素材に交換する事で純正11kgから6.7kgまで軽量化されるらしいです。見た目からしてこれはウェットカーボンですからお値段も驚くほど高いものではなさそうですね。ドライカーボン仕様が販売されるとしたら数十万円コースでしょうけれど。

ジムニーって軽規格の車両でもスイフトのような普通小型自動車より重いですからこうした軽量化による効果は大きそうです。

欲しい欲しいと思いながらルーフ洗車の事を考えると未だに手が出せないルーフラック。ショウワガレージが取り扱うこちらのA-Xルーフラックは見た目こそゴツくて重そうですが、全て軽量なアルミ製ですから片手で持ち上げられるくらいの重量ですし雨による腐食にも強く安心して使えそう。

キャンプなどで車内に積みきれない荷物をルーフラックに載せて．．．というのが理想的な使い方ですが、荷物の積み下ろしには当然踏み台のような足場が必要となりそれも一緒に荷物として持ち歩くのは本末転倒なため、多くのジムニーオーナーがルーフラックとセットで取り付けるのがリアラダーなる専用のハシゴ。リアゲートのヒンジ部分に取り付けるため成人男性が上るくらいではビクともしないのでしょう。

ジムニーに大きなタイヤを履かせれば悪路走行性能が上がるのは勿論ですが、タイヤとタイヤハウスとのクリアランスが少なくなりまず最初にヒットしてしまうのがバンパーの内側。だから今度はボディそのものをリフトアップしたり薄いバンパーに交換して対策する．．．。まあ本当にそれほどの対策が必要な人って日常的な走行シーンを考えればそこまで多くないと思うのですが、ジムニーオーナーはどちらかというと見た目重視でカッコよくしたいからカスタムするという人が多いと思います。

薄いバンパーに変更した際、ラジエター下が丸見えになってしまう事への対策と、悪路走行時に岩や切り株などがヒットしても下回りを守る目的で取り付けられるのがバンパー下のスキッドプレート。これは確かに見た目にもカッコいいですし、ちょっと背の高い草が生い茂った林道を走るような場合にもノーマルの樹脂バンパーでは擦り傷が気になるところ金属製のスキッドプレートであれば安心かもしれません。

オートバックスにジムニーが停まっているだけでこんなふうに次から次へと見物客が訪れます。未だに新車納車1年待ちという人気は伊達ではありませんね。新型新型と言いますが、もう現行ジムニーも登場から4年が経過しているんですけどね。近年のアウトドアブームの影響もあるでしょうし、趣味の車というポジションで考えた時、車体サイズと価格のバランスがが良いのでしょうね。

以前も紹介したことがある気がするこちらのクリノメーター。GPSも内蔵しているため、車速、標高、ピッチ、ロール、電圧、電子コンパス、車内温度が表示できる後付けメーターという位置付け。

特にジムニーのようにクロカン走行時には車体の角度が知れるのは良いですよね。急坂の途中で方向転換するような時、もう車が倒れるんじゃないか？と思うことがありますからそんな時ロールの角度が分かるというのは有難いはず。運転中はすごい角度に傾いている気がしても外から見るとそれほどでも無い事って結構多いですからね。

あと温湿度マニアの私としては車内温度が表示できるのは羨ましいなと。温度センサーがメーター本体に内蔵されていたらダッシュボード上で正確に測れないでしょうが、ケーブルで好きな位置に温度センサーが伸ばせたら良さそうです。

ちなみに写真左に写っているのは従来モデルのType1で右に写っているのが新型のType2。新型は緯度経度、気圧表示などが追加されているんだとか。

その他ショウワガレージのオリジナルパーツがテント内に所狭しと展示されておりました。この中で私が欲しいと思ったのはやはりルーフラックとクリノメーターかなぁ。