自宅へ向かう最寄り駅、都心で降っていた雨はいつの間にか止んでいて折り畳み傘は単なる荷物になりました。降っていないというだけで少しラッキーと感じられるのは何も休日に限った事ではないようです。
私と同じ電車から降りてきた沢山の人々の中に雨も降っていないのに徐に傘を差して歩き出す人を見かけました。既に夜でしたから日傘ということはない事を考えると雨が止んでいるという認識がないのでしょう。
片手にはスマートフォン。100歩譲って雨が降っていないという事に気づかなかったとして、それでも周囲を歩いている人が視界に入れば自分だけが傘を差している事に気づきそうなものですが画面に夢中になっているとそれさえ疎かになるのですね。
自分を取り巻く環境に気を配ることを忘れて画面の向こうに何を見るのでしょう?