Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

DESIGN FESTA 2020.11(3)

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All Photo by inos

以前の同イベントを思えばまだ来場者は少ない方ですかね。ゆとりをとったブースレイアウトだけでなくコロナ感染を恐れて来場者が減っていることが理由かと思います。会場全体で換気をしている関係で場内は結構寒かったです。毎回暑い想いをするので今回はあえて薄着でいったのがいけなかったですか。

なんだかんだ言って私は木の製品が好きです。自然素材の特性上、物によっては長期綺麗に保つのが難しかったりするのですが、やはりなんと言っても温もりが感じられ他の素材には替え難い魅力がありますね。

こちらは寄木細工で何度かこのイベントに出店されている方ですね。以前にも声を掛けさせていただき写真を撮らせてもらったことがあります。

多分以前の私なら即購入していたであろう一輪挿し。今回も少し気になったんですけど既に自宅にはいくつかの一輪挿しがあるのでこれ以上増やしてしまうのも...と考え踏みとどまりました。

いろんな木材の表皮の凹凸を活かしたデザインがとてもカッコイイです。単純に直線にカットするのではなく平面にする部分と凹凸を残す部分とを組み合わせることで存在感が強調されていますね。こんなふうに木目と表皮を活かすなら私は断然メープルが好きなのですが、手前にあるけやきもなかなか綺麗でした。

同じブースに並んでいたティートレイ。木目が美しいだけでなく異なる種類の素材を十字に埋め込んだラインが非常に魅力的で目を奪われた作品。自宅で日常的に使うにはかしこまりすぎている気がするし、キャンプなどに持っていくには勿体ない、欲しいけれどすぐには使い道が浮かばない、いや、ウッディーな一輪挿しと陶器に植えた苔玉を並べて置くにはちょうど良いか?

我が家にはこれを二回りくらい大きくしたお盆などがあれば実用的かもしれません。

こちらは小林さんという方の寄木作品ブース。よくよく聞けば小田原市からということなので、箱根と言えば ”寄木細工” ですね。

寄木って昔は格子模様ばかりでしたがいまは色々な模様を描くようになり手が混んでいます。どの作品も素材の密着度が高くとても精度高く作られているのが印象的でした。

最近新しい印鑑を購入したので使いやすいケースを探していたところ、ここでとてもセンスある作品を発見。安価な認印を入れるには勿体ないくらい上品で高級感ある仕上がりです。見た目だけでなく実用的であるのが嬉しいですね。ただ結構なお値段なのでケース一つにこんなには...。

こちらの一輪挿しも一工夫ありました。こんなふうな木枠の真ん中に試験管を配置した製品は世の中に結構あるのですが、その内側に寄木のデザインを施したという拘り。外側ではなく内側に模様を付けるあたりはセンスですね。生花よりもドライフラワーがマッチしそうなデザインですね。

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