Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

DESIGN FESTA 2020.11(2)

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All Photo by inos

今回はこうした俯瞰ショットを撮ったのが帰り際だったためすっかり日も暮れて人もまばらになりつつありますが、昼間はしっかり3密でございました。展示エリアはいつもと比べると通路が広く取られていたり、会場から外へと続くシャッターが半開きにされており常に換気に気を使っている感じは見受けられましたが、それでもコロナへの感染が気になるくらいの入場者数でしたね。

最近はめっきり作らなくなってしまったキャンドル。自宅にはまだパラフィンワックスをはじめ最低限の製作材料は残っていますからいつでも作ろうと思えば作れますが、暇があれば直ぐに山奥へ出かけてしまうので自宅で落ち着いて趣味に没頭するということが少なくなったのです。やはり田舎育ちですからね、家の中にいるより出かけたくなるのです!

例年に比べるとこうしたキャンドルを専門に扱うブースというのは数が減った気がします。一時期話題となったハーバリウムも同様ですね。

しかしこちらの作家さんのキャンドルはちょっと目を見張るものがありましたね。ボタニカルキャンドル自体はそう珍しいものではないのですが、キャンドル表面にうまくボタニカルの表面を配置するには何かしらのテクニックがいるはずです。ただ入れただけでは花が綺麗に並ぶとは限りませんからね、こちらのキャンドルのように外から見た時に美しくなるような工夫に熟練の技が光ります。

そしてこれだけ大量にボタニカルが入っていると次に心配になるのは引火!。ロウソクの芯に火をつけて燃焼が進むにつれ、炎に近い場所にドライフラワーが配置されていたらたちまち燃え広がってしまいますからね。中心にある芯との距離、そして芯の太さによる炎の大きさの決定が重要なはずです。

こちらもキャンドル一つで出店されていたdotto・CANDLEさんという作家さん。遥々北海道は小樽から来られたようです。

小樽と聞くとそれだけでこうした工芸品やガラス細工が思い浮かび「お、本場から来たんだ」っていう先入観を持ちますね。北海道を少しひいき目に見過ぎでしょうか...。

このキャンドル、見た目は実にシンプルですが非常に良い香りがしました。話を聞くと全て天然の精油を使っているらしく香りを封じ込める工夫があるらしい。アロマキャンドルって自分で作ってみると分かりますが、ワックスを溶かした中にエッセンシャルオイルやアロマオイルをそのまま入れても香りが熱で飛んでしまうんですよね。一番高価な精油なら良いらしいですがそれでも何かしらのノウハウが必要なはずで。

そしてこのキャンドルの特徴は木芯を使っていること。市販されているキャンドルの中にも木芯を使っている製品はあるにはありますが非常に珍しいです。木芯の特徴はパチパチと音を立てながら燃える点。いえ、私は使ったことありませんけど興味はあります。木芯は安定して燃焼させるのが難しいらしいのでそこにも何か秘密がありそう。

毎回恒例のワークショップエリア。いつもの事ながら参加はしないんですけどね。これに参加しているとそれだけで時間が終わってしまいそうですからね。でも親子とかで参加したら良い思い出になりそう。

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