日も暮れて、そろそろ自宅の雨戸を閉めようとした時、向かいのマンションの上にまん丸なお月様を見つけました。一昨日くらいからそろそろ満月かな？と思っていましたが今日でしたね。
望遠鏡を使って月を観察するときはせいぜい半月くらいまでで、満月になってしまうと立体感が半減してしまうのですが、写真に撮るなら満月はなかなか存在感があって良いですね。とはいえ今日の東京はかなり冷え込みましたからわざわざ外に出て撮影するには結構な覚悟が必要でしたから、自宅の部屋に三脚を立て、窓だけ開けて撮りました。
月って相当明るい被写体で、ISO100、SS1/60、F8くらいで適正露出ですから手前の建物などはその露出で撮ると暗くなりすぎて写らないんですよね。上の写真は月と建物を別露出で撮影したものを比較明合成しています。
私は時々天体撮影をしますが、広角レンズで撮る事が殆どですから高性能な望遠レンズなど持っていません。今日のところは20年以上前のニコン105mmマニュアルレンズを使用しました。各種収差だらけで天体には不向きですがF8やF11まで絞って真ん中で撮ればなんとか．．．。
