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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

一番安価にCO2を作れるが危険が伴う

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All Photo by inos

数日前からアクアリウムようのCO2発生システムを発酵式から化学式に変更して様子を見ています。

発酵式は濃度の高い砂糖水にイースト菌を入れ発酵の過程で発生するCO2を利用するものですが、比較的安全な反面低温時には発酵が鈍りますからこの季節にはCO2の発生量が少なく水草の成長が安定しません。

一方化学式は重曹とクエン酸を混ぜることによる化学反応を利用しますから、気温に左右される事が殆どなく比較的安定してCO2を発生する事が出来ます。ただ、化学反応ですから一歩間違えると大惨事!になりますね。今回は市販の炭酸飲料の入っているペットボトルを利用しますが、ここに入れる素材の分量を間違えると圧力が上がりすぎて爆発するのは目に見えるわけで。

ペットボトルはキャップを加工して一方コックを取り付けバルブを閉めておきます。用意するのは、重曹、クエン酸、水の3点のみ。前者2つをペットボトルに入れ水を注ぎ入れると途端に反応が始まり炭酸飲料のように激しくブクブクしてきますから空かさずキャップを閉めます。あとは一方コックの出口から水槽にチューブで導入すればセッティング完了。コックを少しずつ緩めるとCO2が水槽内に放出されます。

発酵式に比べると準備そのものは非常に簡単ですが、ペットボトルに水を注ぎ入れた瞬間から始まる大量のCO2はキャップを閉めたペットボトルをカチンカチンにするまでに圧が高まりますからちょっと怖いです。中身がコカコーラやジンジャーエールなら日向に置きっぱなしにでもしない限り大丈夫なんでしょうけれど、化学反応は圧力に関係なくCO2を発生し続けますから重曹とクエン酸を入れすぎると間違いなく爆発すると思います。今のところはともにスプーン一杯分しか入れておりませんがそれ以上は流石に危険でしょうね。

化学式をちゃんとやろうと思ったら専用の金属ボトルを使用するとか、圧力を自動調整するような装置をキットにしたものが市販されていますからそれらを使うのが吉でしょうね。私の場合今のところはテスト運用ですからこれが良い結果を生むようであれば次のステップを考えようかと。

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