こうも良い天気が続くと、仕事をすっぽかしてどこかへ遊びに行きたくなりますね。花粉の事を考えると途端に部屋にヒキコモリになってしまいますが。

近頃ニュースでは「ガソリンが高くなった」と盛んに訴えています。MINIは現代の軽自動車よりもコンパクトなのに、1,300ccエンジンが載っかっていますから、それなりに燃費は悪いです。MINI最後の10年間くらいのモデルは曲がりなりにも電子制御にはなりましたが、アクセルに対する反応や吹け上がりの感じからして空燃比は安全第一のRich方向と思われ、街乗りでは10km/lに届かないこともあります。チューニングするなら別ですが、燃費重視の街乗りならMINIのように低回転重視のエンジンにはもう少しLean方向の燃調マップが組めそうな気がします。この辺りはA/Fメーターで計測しないと分からないですけどね。でも、そこに足を突っ込むと泥沼にハマってしまうことをロードスターで経験していますから、今のMINIには上を望み過ぎないよう ”気付かなかった” 事にしています。

これはどんな車にも共通することですが、やっぱり運転して楽しいと感じられるような車にするには、車重を軽くするのが一番効果がありそうな気がします。走る、曲がる、止まる、そのどれにもゆとりが生まれますから。これは現代の車が一番遠ざかっている分かりやすい課題ですね。昔の車に乗った時、動きがダイレクトに伝わったり、自分で運転しているという感覚が味わえるのは、電子デバイスが少ない事もありますが、根本的に車重が軽いからだと思います。

MINIも最終モデルなら30～40kg位の軽量化は簡単にできるのですが、いかんせんお金がかかりますね。