Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

車中泊マットはここに落ち着いた

, …
By
All Photo by inos

昨年暮れに車中泊用のインフレーターマットを新調しました。

運転席と助手席でそれぞれ1枚ずつ敷くこうしたマット、フルフラットが謳い文句のどのような車でも走行時のホールド性を重視したシートの形状によって多少は凸凹が出来るところ、完全フラットを実現してくれる有り難いアイテム。しかしこれまで愛用してきた中華製の格安モデルは半年ほど前に穴が空き空気が漏れてしまって修理もままならない感じでしたので、先行して1枚のみこの日本製モデルを導入しておりました。

そしてこの秋には中華製2つ目のマットにもエア漏れが確認されたため、いっその事もう1つ購入して2枚とも日本製に入れ替えた...というわけです。

ベアーズロックと呼ばれるこちらのメーカー、私はよく知らなかったのですが国産のアウトドアブランドのようでオフィシャルサイトを確認すれば製品の品質管理にはかなりのプライドが感じられ、ジムニーで使うにはサイズ的にもぴったりという理由から今回はFit Keeper 190×65×8cmをチョイスしました。

インフレーター式ですから持ち運ぶ際は上の写真のようにくるくると丸めた寝袋のよう。長さ65cm、直径22cmですから助手席後方の足元に2本立てておけば常備も苦にならず。

広げる際は吸入バルブを開けるだけで内部の高反発ウレタンが膨張しベッドサイズにまで広がりますが、寒い時期や急いで広げたいときはバルブから息を吹き込んで強制的に空気を入れます。

ちなみにこのマットはリバーシブルデザインが採用されておりグリーンとブラック好きな色で使うことが出来ます。これまで愛用してきた中華製のものとは違い明らかに丈夫そうな生地で出来ており、空気を入れたときの弾力も ”硬すぎる” くらいまで圧を高めることが出来ますから、車のシート形状や好みの寝心地に合わせて調整可能です。

広げたときのサイズ感は長さが190cmとやや大きめですが新型ジムニーでも丁度ぴったり収まるくらいで、唯一懸念される後端の角の部分も多少潰れるくらいで折り曲げるほどの調整はしなくても大丈夫そうです。

フロント側先端はこんな感じでピッタリフィットします。Fit Keeperにはウレタンがこの8cmモデルの他に10cmモデルもあるようですが、ジムニーの場合には8cmがギリギリですね。10cmだと恐らくこのあたりのフィッティングが悪くなりそうです。その代わりと言ってはなんですが、ぴょこんと飛び出したマニュアルシフトのレバーがもう少し埋まる感じになるでしょうから、車中泊時の寝返りで足がゴリゴリする可能性は減りそうです。

今回ベアーズロックFit Keeperを購入してラッキーだったのがこのエアバルブ形状。Amazonにて注文する際は一般的なねじ込み式のバルブの写真が掲載されていたのですが、いざ商品が届いてみたらこの最新バルブのものでした。

このバルブがなかなか良くできており、ねじ込む必要がないのでワンプッシュで栓が出来るだけでなく、中間に逆流防止弁が装備されています。空気を入れる際に息を吹き込んで口を離しても空気が漏れない構造です。ねじ込み式の場合は空気を吹き込んだら口を離す前にねじ込んで蓋を閉めないと逆流してしまいましたが、このバルブは逆流防止弁が自動的に弁を閉じてくれますから息を吹き込み続ければよいのです。

それでいて、一気に空気を入れたい時や逆に空気を抜きたいときは二重のバルブを全て開ければ大径の開口部が現れこれまた効率が良いのです。心配なのはこのバルブの2重蓋が細いゴムで繋がっているだけなので、誤って強く引っ張ったりするとキャップがちぎれてしまわないか?という事。それだけは気をつけて使う必要がありますね。

一時はコールマンの ”キャンパーインフレーターマットハイピーク・シングル” の購入を検討しましたが、あちらは1枚のサイズが大きすぎてジムニーには入らないため、結局このマットに落ち着いた感じ。でも結果的にはこの剛性感の高いマットが今はお気に入りです。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)