Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

愛用しているバーナーはSOTO ST-320

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All Photo by inos

キャンプで愛用しているシングルバーナーをご紹介。SOTOのG-Stove ST-320というモデル。1年ほど前に頂いたもので便利に使わせてもらっています。

と言っても、この写真を見る限りどれがバーナー?という感じだと思いますが、手前の黒くて四角いケースに入ったものです。この時点で一般的なバーナーとはちょっと違うな?と思われるかと。ちなみに奥の丸いのは同時期から使い始めているクッカー類。

G-Stoveはブック型と呼ばれる珍しい形状が最大の特徴。折りたたんだ状態であれば厚みがわずか25mmとかなり薄く長財布程度のコンパクトさ。何より真四角なのでキャンプ道具一式をまとめて箱に収納するような場合にも収まりが良いです。見た目にも美しいですね。

ケースを開くと中にはバーナー本体が綺麗に収まっています。ジグザグの歯のような部分はゴトクとして機能するよう計算されているようです。手前の焦げた針金のようなものは付属している補助ゴトク。必ずしも使わなければならないわけではないですが、せっかく付属していたので私は必ず使用しています。

バーナー本体を取り出して本のように開いたアルミボディにセットするだけで組み立て完了。あとはCB缶のガスボンベを取り付ければすぐに調理がスタートできます。

と、言葉で説明すればそれだけなのですが、この ”バーナー本体をアルミボディにセットする方法” に一癖ありまして、恥ずかしながら私は手にした初日にはセットできず、翌日YouTube動画のお世話になってようやく組み立てられました。絵に書くのが難しい形状なのか説明書が分かり難く、普通に読んでも理解できなかったんですよね。

一度覚えてしまえばなんて事はありませんのでケースから出すところから1分で完成します。

この独特のボディ形状には数々のメリットがあって、折りたたんだ際のコンパクトさは前述したとおりですが、実際にバーナーとして使用する際には低重心かつワイドスタイルで安定性が抜群であること、V字に開くボディが風よけになってくれるためウィンドスクリーンが無くてもある程度の風であれば安定した火力が得られる点があげられます。

火力もまあまあ強いのでこれ一つあれば幅広い調理に対応できると思います。特にバイクなどでラーツーに行くような人には最適なんじゃないでしょうか? 写真は直径17cmほどのクッカーを載せた状態ですがこれでバーナー本体サイズとぴったりな感じ。これ以上大きな調理器具を載せるのは難しいかもしれません。

欠点があるとすればボンベ直結で使用する設計上、平らで広い卓上スペースが必要な事くらいでしょうか。広めのテーブルを持っていれば大した問題ではないですね。それよりも安価なCB缶が使用できることのメリットが大きいです。

簡単調理が目的なら抜群の携帯性と安定火力、何よりデザインがカッコイイので所有欲を満たしてくれるキャンプグッズ。ただこれだけでは足りないという場合、例えば同時に調理を進めたいので2バーナーが欲しいとか、大きなクッカーを載せたいので強力な火力と大きなゴトクが必要なんて時は、シングルバーナーをもう一つ追加するとより調理の幅が広がるでしょうね。これと組み合わせるならガス缶を分離出来るセパレートタイプなら用途が被らず使い勝手が良さそうです。

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