Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

いつまでやっているんだジムニーのデッドニング

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All Photo by inos

愛車ジムニーのデッドニング。またかよ!とツッコミの声が聞こえてきそうですが、車ですから長く乗っているとどこかしら異音は発生するもので私はそういうの気になってしまうので気づいたら対策する...これを繰り返しております。

運転席に座っている私の耳には助手席後方それも頭上からカチカチと聞こえる何かの接触音。しかし助手席の同乗者はドアから聞こえると言いますし、実際ドア内張りの一部を押さえながら走ると音は止まるからして発生源は確かにドアの可能性が高い。しかしドアと言ってもジムニーのドアは大きめであり音源を突き止めるのも一苦労。既に音が出そうな箇所はデッドニング済みですしね。という事で今回は内張りの裏側全面にニードルフェルトを貼り付け面でドアを押さえることで対策しようという試み。

いわゆるボロ布を細かくしてギュッと固めた綿のような布ですからコストパフォーマンスは最高で惜しみなく使えるのは良いのですが、裁断時はかなり埃が出るので屋内での作業は不向き。風通しの良いお外でハサミで切るのが一番です。

ドアの内張りを剥がし、透明のゴミ袋を充てがって型をとり、それをニードルフェルトに貼り付けて一緒に切ればドアにぴったりな吸音材の出来上がり。ドアノブやネジを避けるように穴を開ける作業が地味に時間がかかりますが組み立ててしまえば見えなくなる場所ですから大雑把な寸法合わせで十分。

ただこのニードルフェルトによる吸音材はジムニー納車後に一度施工していたのですが、その時はフェルト1枚の貼り付けだったところ今回は更にもう1枚重ねる形で貼り付けました。ただこれがその後の作業を著しく大変なものへと変えてしまいました。二重にすることでフェルトが厚くなりすぎ、内張りをドアに装着した際にうまく収まらなくなる箇所が出てきました。

仕方がないので厚すぎる箇所をカットしては充てがってみて、またカットしては充てがってみて...そんなトライアンドエラーを繰り返して何とか形にしました。

しかしそもそもニードルフェルトを二重に貼らないと対策できないということ自体おかしいのではないか?という原点に戻る事も忘れず、パネル以外で音が発生しそうな箇所を探してみることに。一番疑わしいのはガラスとドアの接合部をホールドするモール部分。

鉄板のドアの先端に被せるように装着されているこのモールは恐らくゴムだけでなく内部は金属が入っておりかなりの剛性感。このゴムとドアの鉄板とが微振動で動くと音が出るのではないか? いえ、普通で考えればゴムと金属の接触では音など出ないだろうと思うのですが、今回発生する音は何か粘着質なもの(もしくはそういった柔らかいもの)と金属とがくっついたり離れたりするような音なんですよね。カタカタではなくカチカチというかペチャペチャというか。

となるとこのゴムと金属が音を立てるというのも否定は出来ません。実際この状態でゴム部分を押したり引いたりすると多少なりとも音が出ました。取り外すのはちょっと大変そうだったので応急処置としてゴムと金属の間にシリコンスプレーを吹きかけておきました。これでしばらく様子を見ることにします。

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