Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジムニーの良いところ、ワゴンRの良いところ

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All Photo by inos

愛車ジムニーの修理ですが、当初の予定より作業に時間がかかっており早くても今週末くらいのピックアップになりそうだとディーラーから連絡がありました。修理期間中は代車をお借りしているので ”足がなくて困る” という事はないのですが、ジムニーと代車のワゴンRでは設計思想が違いますから私のドライブの満足度をジムニー以上に満たしてくれるという事は今のところありません。

現時点でワゴンRに不自由しているのは、搭載されているのが一般的なカーナビなのでApple CarPlayが使えない事(CarPlayに慣れているとカーナビは使いづらい)、iPhoneの音楽が聞きたくてもカーオーディオから音が出せない(仕方が無いのでラジオ聞いています)、シートの背もたれからヘッドレストにかけてのラインが私に合わず運転していると首がこる(最近の車に多い)、モノコックボディという構造上ロードノイズが大きい(ジムニーはフレーム構造なのでロードノイズが殆ど聞こえず静か)、ヘッドライトがハロゲンで暗い、ダッシュボード周りの計器やエアコン吹出口のレイアウトが使いづらい、などなど。

逆にジムニーよりワゴンRのほうが良いと感じるのは、燃費が少しだけ良い(ジムニー:15km/l、ワゴンR:17km/l)、ドリンクホルダーのポジションが使いやすい(ジムニーはシート脇にあるので使いづらい)、収納スペースが豊富にあり物が置きやすい、バックする際もCVTなので音が静か(ジムニーはマニュアルミッションなのでバックはストレートカットのギアの音がする)など。

その他ジムニーは悪路でも気兼ねなく走れる...みたいな目的の違いはここではあえて挙げません。まあどちらが良いとか悪いとかではなく車に何を求めるかですね。私は趣味の延長で車を選んでいますから遊べる車じゃないと満足できないのだと思います。

さてそんなワゴンRの実用面で羨ましい点としてこの助手席シート下の収納スペースがあります。ワンボックスカーなどに多く見られる装備ですがジムニーはオフロード用に車高を高く設定しているせいか座席下にこうした収納は無いんですよね。勿論シートとシートレールの間にはスペースはありますがそれは収納とは呼べず。

助手席下なので普段はそれほど使用頻度の高くない物を入れておくと便利そうです。例えば車中泊用のエアーマットをふくらませるポンプとかゴミ袋とかLEDランタンとか。でも本当に入れておきたいのはやはり食べ物ですかね。山奥に行ったりした際の非常食とかおやつとか。座席下なのでダッシュボードの上のように高温にならないでしょうし。

リアハッチを開けたところにも収納スペースがあります。これに関してはジムニーにも同じようなスタイルの収納があるのですが、大きな違いはそこにエアーコンプレッサーが搭載されているかどうかですね。最近の車はパンク対策のスペアタイヤって搭載されておらず、パンク修理キットとエアーコンプレッサーが普通なんですよね。これであればスペアタイヤを搭載するより車内のスペースが犠牲にならず、軽量化にも繋がるので燃費向上が狙えるという理由です。

ジムニーでもスペアタイヤを取り外してしまい同様にパンク修理キットとコンプレッサーに入れ替えている人もおりますが、ジムニーが悪路を走行する前提と考えるとパンク修理キットだけではちょっと心もとないんですよね。釘が刺さるような一般的なパンクと違い、タイヤが裂けてしまうようなアクシデントも考えられるので修理キットでは直せないような事態が想定されるためです。

スペアタイヤ1本で20kgもあるので燃費向上とリアハッチへの負担を考え私も修理キット&コンプレッサー移行を検討したことがありましたが上記のような理由で今も純正スペアタイヤをそのまま搭載しております。

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