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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

初タープ設営に四苦八苦

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All Photo by inos

先日購入したばかりのキャンプ用タープを持って試し張りがてら埼玉にある公園までお出かけ。

キャンプといえばまずはテント。我が家でも普段のキャンプはコールマンのドームテントを愛用していますが、宿泊はともかく調理やご飯を食べようとすると炎天下にテーブル&チェアーだけではいささか日差しが暑い時がありタープが必要かなぁと感じ始めていたところでした。

ただ個人的には ”タープ” とか ”コット” とかいう響きはどこか ”ニワカキャンプファン” が得意気に使う言葉みたいな感じがして好きではなくてこれまで見て見ぬ振りをしてきました。でもやはり必要性を感じたなら我慢してまで意地を張る必要もなくここ最近は各メーカーのものを調べに調べていよいよ購入というわけです。チョイスしたのはベアーズロックというメーカーの ”しろくま焚き火タープ”。

ベアーズロックは広島に拠点を置く国産アウトドア用品メーカーで良心的な価格ながら良質な製品作りが特徴。私的には車中泊用のインフレーターマットで既にお世話になっており製品のクオリティには安心感があったためこれに決めたというわけ。

”しろくま焚き火タープ” という名の通りこのタープは焚き火の近くで使えるよう一般的なポリエステルではなくポリコットン(ポリエステル+コットン)で出来ているため厚めの素材で安心感があります。3m×3mのいわゆるスクエアタープは2人キャンプに丁度良いサイズ感。そう、私が探していたのはこのポリコットン素材&サイズ感。おまけに日本製なのに比較的リーズナブル。もうこれ買うしかないでしょ!という決断。

ただし一般的なタープ同様、ポールは別売りですから別途購入しました。FIELDOOR 6本連結タイプ 70〜230cm調整可能 24mmアルミポール。こちらも色々迷った挙げ句タープ付属バッグ(45cm)に入るサイズ感のものを選びました。6本つなぎ合わせることで最大230cmまで伸ばすことが出来ます。

基本的なスクエアタープの立て方は予めYouTubeで予習しておいたのですんなりいくはずだったのですが、セオリー通りのポジションにペグダウンしガイロープを張ってみると...。あれ?ロープの長さが若干短くてポールが真っ直ぐ建てられないじゃやないか!という壁にぶち当たります。

結果的に付属していたガイロープが若干短いという事だったのですが、逆に言うと私が立てようとしているポールがこのタープで想定されている高さより少し高いのかもしれません。確かWEBサイトの情報によれば210cmのポールを使っていると書かれていた気がしますから私が準備した230cmだとちょっと足りなくなるという事なのでしょう。

仕方がないのでこの場では中間パイプを40cm分外しトータル190cmで立てることにしました。

途中 ”もやい結び” の方法を忘れたりして四苦八苦しながらようやく形になったのは30分以上費やしてからだったでしょうか。人生初のタープ張り、テントを立てるより苦戦したのではないでしょうか? まあ次回からは適切な長さのロープを準備して10分で建てられると思いますけど。今回の設営でバッチリコツを掴みました。

今日はタープの試し張りなのでテントは無し。最小限の調理セットでお昼を食べるだけのデイキャンプ。

ポリコットンというとTARAS BOULBA等のタープのように自衛隊のような少し暗めのオリーブみたいなカラーが多い中、このしろくま焚き火タープは明るめのタンカラーがお洒落で気に入っています。しかも可愛いしろくまアイコンにベアーズロックという少しマイナーなメーカー(失礼)がマニアックで良いじゃないですか。

雨天に使用するつもりはありませんがしっかり撥水コーティングされているそうで水弾きも抜群なんだとか。

今日のところは焚き火は無しでガスコンロとバーナーによる調理のみ。それでもポリエステルと違いタープの耐熱性が高いためこんなふうな真下での調理でも全く心配がありません。まあ今日は風が強かったので空気が効率的に通り抜けそもそも温度上昇の心配もなかったですけどね。

ただしこの張り方だと頂点となるセンター付近はポールの高さが活かせますが、そこから両サイドへタープが下がってくる形状となるので頭上の狭さを感じますね。次回は残りのポール40cmを継ぎ足してセンターを230cmまで持ち上げて張ってみたいところです。また、サブポールをあと2本購入して4本足とすれば更にアレンジが出来ますから使い勝手が良くなるでしょうね。

FIELDOOR 6本連結タイプのこのポールは最上段のパイプが約5cm刻みで高さ調節が出来るようになっているため、210〜230cmの間で高の微調整が出来ます。今回ガイロープの長さが足りず中間パイプを1本まるごと外してしまいましたが、もしかするとこの微調整ポールを一番下まで下げればそれだけでも対応できたかもしれませんね。こちらもサブポールとの兼ね合いで今後微妙な高さ調整が求められる際に活躍してくれそうです。

ひとまず最初のタープ設営は大成功。

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