Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

まだどこか信じられないけれど

By
All Photo by inos

週末天気が良かったので自宅から片道10km程の距離にある東村山駅までポタリングに行ってきました。目的地は駅ではなくこの銅像。昨年春に新型コロナウイルスにより亡くなられた志村けんさんの銅像。これが完成したのは今年の6月くらいだったでしょうか。涼しくなったら見に行ってみようと考えていたところです。

東京と言っても都心から東村山まで離れると駅前と言えどそれほど華やかさは有りませんが、そんな駅のロータリー前にこの銅像はひっそりと立っていました。観光名所というわけではありませんからそのための駐車場も駐輪場もありませんが、歩き行き過ぎる人よりもむしろ車でロータリーに乗り付けてひと目見に来る...そんな人がひっきりなしに訪れていたのが印象的です。

ドリフターズ全盛期を知る人なら老若男女問わずその存在の大きさを理解できるでしょうし、そうでない人もここに銅像が立つに値するほど名を残した人であることは理解できるのではないかと思います。

80年代がピークだったでしょうか、小学生だった私も晩御飯の時間には「ザ・ドリフターズ」や「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」を見ては大爆笑したものでした。当時はその笑いの方向性が教育上良くないと言われたりもして我が家などは両親があまり積極的に勧める番組ではなかったですが、今思えばそれほど影響力を持った人だったという事ですね。

大人になると子供の頃見たり聞いたり憧れたりした人が次第に姿を消し、それを受け入れることに時間がかかったりするものですが、志村けんさんも私の中ではその一人で大きな存在でしたね。

銅像の背景としてファンの方々と思われる沢山の写真をパッチワークのように集め作られた似顔絵が展示されていました。これを見るだけでも多くの人に愛されていた人なのだと感じずにはいられませんね。

コロナに感染するのがあと1年いや半年遅ければ助かった命だったのかもと考えると、また偉大な人を一人失ってしまった事実は残念でなりません。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)