紅葉を見に行くなら少し標高の高いところへ．．．最近までそんなふうに考えていたのはまだまだ東京は温かいと思っていたから。ところが気づけば立川あたりじゃご覧の通りもうイチョウの葉が大分黄色に染まっていて来週あたりが見頃じゃないかと！

山奥で見る紅葉はそれはそれで綺麗なのですが、都会で見るイチョウもこんなふうに並木道ともなると見応えがあります。私が育った田舎ではイチョウ並木って見たことがなくて、学校なら校庭の隅に1本だけ大きなイチョウの木が植えられている．．．そんな感じだったので東京に来て規模の大きな並木道を見ると今でも感動します。

さて、イチョウの黄色を背景にして手前に咲いているのは桜の花。このコンビネーションなかなか見たことがないですよね。春のピンクと秋の黄色の共演って本来はあり得ないわけで。だからといってこの桜はハウス栽培とかではありません。”十月桜” という品種は10月に咲き始める桜だそうで、蕾全体の1/3が10月に咲き、残りの2/3は春に咲くという。

桜という花は見れただけで幸せな気持ちになりますがこの時期に見れるとなんだかとても貴重な感じがして得した気分。