Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

食べ物の好き嫌いと同じか...

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インターネットはテレビより重要な時代ですし、携帯電話の性能も一昔前のパソコンに迫る勢いである事は確かだけれども、つけっぱなしのテレビのように無意識に情報が飛び込んでくるわけではないし、携帯電話の限りあるバッテリー容量で自分が欲しい記事を抜粋するにはネット上の情報量は多すぎる気がします。

この時代のインターネットは、新聞も、本も、テレビも、銀行も、時には買い物さえも不要とするオールマイティーなツールになっていて、使いこなせれば最高に便利な道具のような気がしますが、ここまでくると学校の教育も方向性を考えなければならない時期に来ているのではないでしょうか?小中学校で難しい漢字を教えるのなら、パソコン用の便利な日本語変換ソフトの使い方を教えたほうが社会では役に立つ場面も出てきたり...。もちろん、機械より人間が知識や知恵や教養を身につけているに越した事はありませんが、コンピュータで楽を覚えた子供が安易に反発する場面も出てきそうで心配になります。

現時点のインターネットは、リクエストに対しては詳細な情報が得られるけれども、自分が興味を持たないものに関しては一切シャットアウトという自由度がありますから、私のように興味のあるもの、無いもの、はっきりしている人はこれまで以上に偏った人間になってしまうのではないかという不安があります。

例えば最近では当たり前のように活用されるRSSについても、普通は自分の興味のあるサイトを登録するでしょうから、ネットサーフィンをしなくて澄む分、自らが登録していない情報に関しては全く入ってこない事になります。かといって、一般教養を得るためのサイトをいくつか登録しようものなら読みきれないほどの記事が届きますから結果的に焦点が絞れなくなるのが現状です。

自由な時代というのは一見楽に見えて、自分の事は自分でよく考えなければならないという事ですから、インターネット一つとっても ”上手い利用法” を模索しながら利用しなければなりませんね。

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