Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

快適な焚き火に向けて

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All Photo by inos

キャンプ用に何かしらナイフが欲しいなぁと思い少し前から「良いものはないか?」とリアル店舗やオンラインショップを探してようやく購入に至りました。

キャンプで使うと言っても調理用のナイフとまな板セットはスノーピークの専用品を持っており不都合は感じていませんから、どちらかというと焚き火用の薪割り用途が中心。薪って長い分にはノコギリで切る事が多いのですが、太すぎる場合は割く方が簡単。しかし現在はノコギリしか持っていませんから全ての作業をノコギリ一つで対応しており焚き火の際は汗だくでの作業が恒例となっていました。

薪割り!と聞くと真っ先に思い浮かぶのは斧の存在。しかしそれは薪ストーブなどで沢山の太い薪が欲しい時には重宝するのですが、キャンプ場で販売されている薪を細く割く程度の作業には少々大袈裟な装備。そういった場合に重宝するのはナイフによるバトニングと呼ばれる薪割り作業。ナイフを薪に当てがって上からナイフを叩きながら割る作業ですね。

キャンプ用のナイフを検索してみると一番多くヒットするのが映画ランボーでシルベスタースタローンが持っているようなサバイバルナイフのカタチ。あれをカッコいい!と思う人は多いと思うのですが私はどうも見た目が怖すぎて身の回りに置いておくのには抵抗がありますし、先にも書いたように我が家のキャンプでは ”切る” ナイフとしての用途より薪割り最優先ですからナイフの先が尖っている必要はないんですよね。

それよりもバトニングでナイフそのものを木の棒などで激しく叩きながら使いますから刃の強度が必要でそのためには刃の厚みが十分である事が重要。そこで今回選んだのはナイフではなく鉈(ナタ)。一般的には林業で木の枝を払ったりする作業に使われる事が多い道具ですね。ただそういった仕事で使う鉈は刃渡りが160mm以上もありちょっと大袈裟なので、今回チョイスしたのは薪割りに特化した小さなもので刃渡りは110mm。

一番重要視した強度の面ですが、刃の厚みは5mmでフルタング仕様(持ち手まで金属が繋がっている構造)なので叩いて使うバトニングでも持ち手が衝撃で取れてしまうような事もなさそうです。実際手に取ってみると刃渡り110mmは少し小さすぎるかな?という気はしますが薪割り専用とされているくらいですからこれで不便はないのでしょう。これで割れない薪はノコギリで対応ですね。

素材はSK鋼材とのことなのでステンレスより錆びやすいでしょうから使用後は油を塗っておくのが良いでしょうね。

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