Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ジャパンキャンピングカーショー2024(4)

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All Photo by inos

こちら過去に開催されたキャンピングカーショーでも展示のあったダイハツハイゼットバンをベースにしたキャンピングカー。

以前は緑色ボディのデモカーでしたが今回は白。若干配達用商用車の印象が強いですが中身は立派なもの。扉の隙間から見える明るい木の温もりが感じられる車内が気になるところ。

2台の展示がありましたがどちらも常に人が群がり見学しておりました。確かこの会社は静岡に拠点を置き、地元のヒノキ材を使ってこの車を製作していたと記憶しています。

エクステリアからは想像もつかないほど内装は和風モダンで、視界に入る全てがヒノキ無垢材で作られています。ラグジュアリー重視の高級キャンピングカーの雰囲気とはまた違って、こういう安らぎ空間もまた良いものです。

この車の面白いところは、基本的な電装系パーツなどは床下に収めているものの、その他の構成パーツは全てヒノキの収納ボックスとしており、荷物をボックス内に収めるだけでなく配置や縦横の置き方次第でテーブルスタイルにしたりベッドスタイルにしたり、状況に応じて内装レイアウトを自在に変更できるデザイン。

汎用的な収納ボックスと違い、全てこの車に合わせて設計しているためどのレイアウトにしても収まりが良い点が◎。ベッドスタイルにした場合にも荷物は全て床下に収納できるため軽キャンの限られたスペースを犠牲にしません。

LEDライトはキャンピングカーの強い味方。消費電力が抑えられ長時間の点灯でもバッテリー消費が抑えられるだけでなく、この車のように間接照明とする事で柔らかな光で車内を包み込むようにライティング出来ます。この辺りも昔のキャンピングカーは蛍光灯だったりしたので暗いイメージがありましたが、近年は明るく清潔感のある演出に繋がっている気がします。

一言で表現するならこれは走るログハウス。パネルバンベースですから軽キャンとは言え車内スペースは最大級。山の中で一人テレワークなんかも快適に出来そうです。

ただ一つ気になるのは、これだけ大量に木材が使われていると相当な重量になっているはず。なんたってヒノキの無垢材ですからね。荷物を満載状態での走行に不満はないのか...そこだけですね。

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