Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

原宿・表参道をカメラ片手に歩く

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All Photo by inos

原宿・表参道あたりをカメラを持って歩いたのはいつぶりでしょう? この感覚随分久しぶりだったように感じます。

大陸の国、中国上海では今もコロナ感染でロックダウンが続き街にはほとんど人が歩いていないと聞いていますが、東京も原宿ともなればご覧の通り「何かのイベントでもあるのですか?」と伺いたくなるくらい多くの人で溢れています。そりゃ1日に8,000人規模の感染者が増え続けるのも無理はありませんね。テレビをつければ今はロシア・ウクライナの戦争の話題が最優先されていますからコロナ感染の現状など二の次になって我々も危機感は限りなくゼロに近いですし...。

しかしあれです、こんなふうにカメラを持って街を歩けるというのは本当に幸せを感じます。街で写真を撮るという事は意識して街を眺めるということですから、日々自宅でパソコンの画面を眺めてばかりの狭い世界から殻を破って外に飛び出したような解放感があって気持ちい良いのです。そしてそこに多くの人が思いのままに行動している姿があって。人間観察ってやっぱり面白いなと。

原宿・表参道はスナップ写真を撮るのに最高にワクワクするエリア。今日も何十枚か撮影しましたが我ながらなかなかピンとくる感じで撮れなくてちょっと戸惑いがありました。なんだかいつもと違うな!と。スナップ写真ってその時の感情とか環境とかフィーリングとか色んなものが作用して、撮れる時は面白いくらいにシャッターが押せて、良いショットが撮れた時は「よし今のは撮れた!」ってその場の感覚で分かるものですが、どうも今日はそんなのが感じられず...。いつもならすぐに数百枚も撮ってしまうのだけれど、今日は何十枚かで打ち止め。

帰宅してからその原因が判明しました。カメラ設定の一部がいつもと違っており、フルサイズセンサーのうちAPS-Cサイズで撮影し続けておりました。早い話がファインダーの中で見ていたのはいつもより1.5倍拡大された画像。もちろん撮影後の写真もそのサイズ。だからいつもの焦点距離のつもりで被写体を捉えようとすると「あれ、なんだか近すぎるな、もっと離れて撮らないと!」と戸惑いが感じられたのでした。

しばらくスナップ撮影をしていなかったので私自身の感覚が鈍ったのかな?と思いましたがそうではなかったのですね。逆にいつもの感じで撮れない!と感じたくらいですから正しかったのは私の感覚の方で間違っていたのはカメラの設定のほう。そういえば先日ちょっとしたムービー撮影の検証でカメラの設定を色々と変更したのでした。それがそのまま残ってしまっていたのですね。

こんな事が起きないよう、普段使用する為のカメラ設定はカメラ本体にいくつかメモリーしてあって、撮影前にそれをロードする事で基本機能に関しては一旦自分用デフォルトに戻すよう心がけていたのですが、今回の項目(フルサイズ/APS-C切り替え項目)はそのメモリーに登録できないパラメーターだったようで、結果的に設定の戻し忘れ!という事になりました。今後は注意しないといけませんね。

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