Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

運転は責任を持って

By
All Photo by inos

痛ましい池袋暴走事故の加害者に禁錮5年の実刑判決だそうな。90歳以上のお年寄りの運転とはいえ「アクセルとブレーキの踏み間違いはしていない!車両に異常があったのだから無罪だ」と2年以上も訴え続けた末の結末。ようやく出た判決は私個人としては妥当なんじゃないかと感じています。むしろそれでも刑が軽いくらいじゃないか?とも。

決め手は車に搭載されていたイベントデータレコーダーの分析結果なんだとか。問題となった車種はトヨタのプリウスだったようですが、今どきの車にはそうしたデータレコーダーなるものが搭載されているのですね。「シートベルト着用の有無、アクセル操作、エンジンスロットルの開度、エンジン回転数、ブレーキペダルの操作、ブレーキオイル圧力、加速度、ヨーレート、衝突軽減ブレーキが作動したかどうか」など多岐にわたる情報が記録されているらしく、飛行機の飛行データを記録するブラックボックスのような存在。

今回の事故ではそこにアクセルを踏み続けたデータが記録されていたというわけですね。逆に言うとそれが無かったら事故原因がはっきりせず判決がどうなっていたか分かりません。

さて今回の事故を受け、国土交通省は2022年7月以降発売の新型車にはイベントレコーダー(EDR)搭載を義務付ける方針だそうです。それ以降販売される車が対象なわけですから現在所有している車に後付するものではないと思いますが、いずれサードパーティ製も販売されることになりそうですね。きっと最低限の情報ならOBD2端子からピックアップできそうですから。ただ今後は車の自動運転機能がますます進化するでしょうからどこまでがドライバーの責任なのか判断が難しくなりそうですね。

ところで愛車ジムニーにはイベントレコーダーは搭載されているのか? そんなの付いているわけありませんよね、それ以前にセーフティーサポートさえ時々ご動作してますし...。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)