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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

長野と新潟の県境にある美しい滝

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All Photo by inos

苗名滝(なえなたき)は野尻湖から車で30分ほどの距離にある日本の滝百選の一つ。

落差55mとはいえ水量が多いのでかなり迫力がありますし、何より滝の形状が美しい! 紅葉シーズンにはまだ少し早かったですがあと2週間もすればさらに綺麗な景観になるでしょうね。今日はそんな苗名滝をご紹介。

最寄りの駐車場へ車を停めそこからは片道15分ほどの遊歩道を歩いて行きます。階段による高低差が結構あるので歩いてきた道を振り返るとすでに綺麗な景色が楽しめます。建物が見える位置が駐車場で、ちょっとしたカフェなどもありました。綺麗なトイレがあったのもありがたいですね。これで入場無料なのですから良心的な観光地。

階段が終わると急に登山道のような荒れた山道になります。前日までの雨のせいで足元はぬかるんでおり滑らないよう注意深く歩く事が大切。こんな事もあろうかと先日購入したトレッキングシューズを持っていっていたんですけどね、運転用のソールの薄いスリッポンでチャレンジしてしまったというオチ。

季節によっては小動物が出てきそうな山奥ですが、さすがに観光客が次々やってきますから動物の方が遠慮して顔を出してはくれませんね。

15分の程よいトレッキングの先に見えてくるのがこちらの苗名滝というわけ。特に柵などもないのでその気になれば滝壺のすぐそばまで行く事も出来ます。ただし前述したとおり水量が多いため濁流にさらわれたりしたら大変ですから川に降りていくような無謀な人はいませんでした。せいぜい岩の上に座って写真を撮るくらい。

滝は手前にある吊り橋から眺めるのが実は一番綺麗に見えます。遮るものがないので解放感があり、滝から続く川が足元を流れていくという3D効果で自然の中に身を置いている実感が湧くんですよね。

しかしこうして見ると断崖絶壁に対して綺麗に丸くえぐられた川から滝が始まっている様子は、とても自然に作られた形状とは思えないくらい美しいですね。

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