Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

有名な芝桜を見に行く

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All Photo by inos

今年の春は天候に恵まれずお花見らしいお花見が出来なかったのは我が家だけではないはず。少なくとも東京近郊の桜シーズンは週末の冷たい雨がありましたからね。

だからというわけでもないのですが、毎年行きたいと思っていてなかなか足を運べていなかった埼玉県秩父の羊山公園に芝桜を見に行きました。この時期になると西武鉄道の中吊り広告や駅構内のあちこちにこの景色のポスターが貼り出されますから有名ですよね。

その昔、と言っても今から20年くらい前ですが、愛車ミニクーパーを人生初めての車として購入し、嬉しさのあまり奥多摩から秩父方面へドライブに出かけた際、たまたまこの季節にここを訪れたのですが、その時は芝桜にさほど興味はなかったですし、そもそも周辺の道路が驚くほど渋滞していて立ち寄るどころではなく、フロントガラス越しに一瞬だけ一面ピンクの公園を見た記憶がありました。

だから実際のところこの芝桜をちゃんと見るのは今回が初めて。楽しみでした! かなりの規模とは聞いていましたが正直なところ想像の枠を超えるほどの大きさではなかったものの、確かに他に例がないくらいのスケール。両目を開いてやっと視界に収まるくらいの面積と言えば伝わるでしょうか。

芝桜って一般的に思い浮かべる色はピンクや白だと思いますが、ここではピンクと言っても濃いピンクや薄いピンク、そこにバイオレットのような紫っぽいカラーもあったりして、合計4色か5色くらいで構成されていたように見えました。

花びらの形を見るとカラーによって違いがあったりしましたから、一口に芝桜と言っても品種によって結構違いがあるのかもしれないと現地でもらったパンフレットに目を通すとその種類は実に10品種以上なんだとか。恐れ入りました。

お花見につきものなのが出店の存在。花より団子とはよく言ったもので、この公園でも花が咲き誇るエリアより出店が並ぶマルシェの方が圧倒的に人口密度が高くご覧のとおり。コロナ明けならではの光景に春の明るさがプラスされてとても平和な感じが伝わってきました。

秩父の名物といえば ”わらじかつ丼” や ”ぶた味噌丼” だったりするようで、どの店舗も長蛇の列が出来ておりました。

今朝は東京でもかなり冷え込んで上着を1枚プラスして出かけたくらいでしたが、お昼過ぎのこの時刻には日差しも強くなりかなり暖かくなりました。芝桜はそのまま正面から見るのも綺麗ですが、この時感じたのは日陰の向こうに見る景色の方が色や眩しさが引き立っていっそう綺麗に見えるという事。この時期にしか見られない美しい風景をしっかりこの目に焼き付けました。

園内にはかなりの人が訪れていたと思いますが、公園の敷地が広いせいかぎゅうぎゅうに押し込まれた感じもなくストレスフリーで楽しめたのは嬉しい誤算でした。

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