新潟市妙高にある笹ヶ峰高原。野尻湖からだと車で1時間弱くらいでしょうか。都会と違って渋滞知らずのスムーズドライブで到着するためそれほど山奥にある感じもしないのですが、いつの間にか長野県から新潟県まで来てしまっていた感じ。

標高1,300メートルくらいで既に紅葉が始まっておりました。曇天ながら雨が降らなかっただけ良しとして、ここに日差しがあれば色づいた木々はもっと綺麗に見えるでしょうね。

ここは笹ヶ峰高原でもあり笹ヶ峰牧場でもあるため、まだこの時期は牛が放牧されておりました。地面に座ってじっと動かない様子からして流石にちょっと寒いのかもしれませんね。前日が雨でしたしここ数日は急に寒波がやってきていましたから。

笹ヶ峰牧場は北海道のナイタイ高原牧場を連想させるような広大な敷地と綺麗な地形が魅力です。なだらかな牧草地にジオラマにありそうな木々が点々と植わっている様子は本当に美しい。こんなところに解放される牛達はさぞ幸せでしょうね。

この日は次の目的地であるランチタイムに間に合うよう限りある時間の中で最低限の観光だったためその雄大な大自然を写真に収める事もままならず、ここに紹介できるのは断片的な風景のみ。あしからず．．．。

高原の中にはどうやら遊歩道があるようで時間があればこの綺麗な景色の中を歩く事もできるようです。次回来る時はぜひここでゆっくりした時間を過ごしたいですね。

野尻湖方面へ戻ってくる道中、峠の途中にはお猿さんが数匹食事をしておりました。野生の猿に餌を与えてはいけないと聞きますから車の窓から写真を撮ったのみ。

今回の観光旅行はどこも山奥ばかりを散策していたのですが、途中出くわした動物は前日深夜のキツネとこの猿だけでしたね。鹿やカモシカがもっと出てくるかな？と予想していましたが。

新潟と長野の県境ですからね、もうすぐこの地域にはドカ雪が降ってこんな高所まで車など上がって来られなくなる事でしょう。積雪は多分数メートル規模ですよね。