Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ネットワークプレーヤーとして使う

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丁度1週間ほど前に、アメリカ本国ではいよいよGoogleのクラウド音楽ストレージサービス ”Music Beta by Google” の運用が開始されています。クラウドですから、簡単に言うと、自分の音楽データをオンラインストレージに置いておき、ネット環境があれば何処からでもアクセスして聴く事が出来る仕組みですね。そうなると今後はiPodに音楽を入れて持ち歩かなくても、Android端末からサーバーにアクセスするだけで良い事になります。日本の場合、パケット通信の上限が気掛かりですが...。そういった理由もあってか日本国内でのサービスはまだ始まっていません。またAppleも近い将来同様のサービスを開始すると噂されています。

それはそうと、クラウドとまでは言わないまでも、自宅のローカルエリア環境内で音楽ファイルをネットワークプレイしたい。話は昨日の続きになりますが、出来るだけ高音質のままオーディオシステムから音を出す方法を考えます。

今やCDをプレーヤーにセットして音楽を聴く時代では無くなっていて、iPod等の携帯音楽プレーヤーでの活用を意識したiTunesなどでファイル管理されるのが一般的ですが、一方でハイレゾデータを積極的に活用するために非圧縮ファイルとして扱う文化もオーディオを趣味とする方々の間で浸透してきています。ネットワークプレーヤーと呼ばれるコンポーネントを使用して、NAS等に保存された音楽データを再生させます。LINNのDSやYAMAHAのNP-S2000などが有名なようですが、モノによっては高級車が1台買えるようなお値段です。昔からハイエンドオーディオ機器は高額なものでしたが、メカニカルな駆動部分が不要になった分安く転がっても良いような気はしますが、半分はステイタスですね。

さて、私にもそんなお金があればすぐにでも手を出してみるところですが、現実はそうもいきませんのでPS3をDLNA(Digital Living Network Alliance)クライアントとして見直してみます。

以前よりMAC Book Proのローカルに保存されたiTunes LibraryをPS3からネットワーク経由で読めるように、DLNAサーバーアプリとしてPS3 Media ServerをMAC側にインストールし対応してきましたが、当時はそれとなく使えると思ったものの、iTunes Library内のファイルでもPS3で再生出来るものと出来ないものがあり不便を感じていた事も事実です。再生出来ない場合はPS3側に 「非対応データ」とのメッセージが表示されますが、これが不思議な事に、1枚のアルバムの中でも5曲目以降で発生し4曲目までは問題が出ないなど、かなり不安定な挙動でした。

今回はせめてそこを解決しようと色々調べてみましたが、ネット上にはそれらしき解決策が見当たらず、私なりに試せたのはPS3 Media Serverのバージョンを上げてみた事くらい。

私がこれまで使用していたのはオフィシャルに公開されているVer.1.10.5のMAC版でしたが、よくよく調べてみるとVer.1.20.409とうベータ版がダウンロード出来る事を知りました。早速バージョンアップを行いテストしてみたところ、今までの再生互換の不具合が嘘のように解決されていて快適そのもの。これにてようやく積極的に使えそうです。

PS3 Media Serverはフォルダ単位で共有をかけられますから、ローカルに置いたiTunes Libraryは勿論、NAS内に非圧縮音楽データを置いたならそのパスを指定する事も出来るでしょうしビデオファイルなども扱えます。更に一歩進んだ使い方考えてみたいところです。

 

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