Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

完全デジタル時代を決意、真相はいずれ

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All Photo by inos

銀座に足を運んだのはここが第一の目的では無かったのだけれど、やっぱり休日である事の心のゆとりはおのずとこういう場所を求めているわけでして。ライカ銀座店に立ち寄ったのは他でも無く、海外で噂されているM9Pの情報収集と、なんとなく気持ちをそちらに向けつつある最近の私のテンションを確かめるため。もっともらしいがよく分からない理由...。

ここではお客さんと店員は常にマンツーマン。専門店ですからそれなりにマニアックな内容の話でも通用しますし逆に教えられる事も多いです。そのかわり他メーカーのレンズなどに対するコメントは控えめです。あくまでプライドを持ったメーカーですね。物作りっていうのはそれで良いと共感します。

さて肝心のM9Pについては勿論情報流出無し。でもきっと噂通り来月辺りに出てくるんでしょうね。それよりも盛り上がったのは、仮にこの先M10なるモデルが登場するとしていったいそこに何が求められるか?店員さんと私とで意見を出しあってみたものの、その答えは今のM9に足りない部分になってくるわけでして正直あまり見当たらないんですね。勿論、内部の画像処理とかノイズ除去の仕組みなどは日進月歩なのでしょうけど、カメラとして見た時の構成を考えると、更なる高速シャッターも必要無いですし、分割測光も要らないですし、もともとマニュアルレンズと組み合わせるカメラですからオートフォーカスも不要です。まして小型軽量を目指すモデルでもありません。

その場で出せた答えといえば、M9チタンに搭載されたLEDブライトフレームの採用、イメージャーのゴミ取り機能、M8.2同様の液晶パネルサファイアガラスの採用。それくらいしか思いつきませんでした。ただあえて希望を言うなら、フィルムベースのM7までのボディ形状。M9はフランジバックをフィルムボディと同様としている分、イメージャーと液晶パネルの分だけボディが厚くなっているんですね。ちょっとボテッとしています。

そして思い掛けない情報も入手。今、日本はこんな状況で夏を乗りきるのも大変ですが、世の中がもう少し穏やかになった頃、ライカ銀座から特別なモデルが登場しそうです。その話を聞いて私も徐にライカ貯金の予定を組みました。

帰りがけ、現在開催されているロバートキャパの写真展を見て涼しくなりかけた夕方の銀座を後に。気持ちだけは今も銀座に置いてきているのだけれど...。

 

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