Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

がぜん気持ちよく使えるようになった

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diary6401

「”みみまも” は何処にありますか?」と訪ねたら冷静に「あ、ヘッドホンカバーですね、こちらです」と案内してくれたのは行きつけのヨドバシカメラの店員さん。この辺りもさっき見たはずだったのに...と心の中で独り言をこぼしつつ自分なりの負け惜しみ。店内でお目当ての物を自分で探し出すのが楽しみだったりするのですが、今日はどういうわけか見つけられませんでした。

”みみまも”、本当にそんなふうに発音するのか定かではありませんが、今日何処かのWEBサイトを見ていたらRecommend機能で画面の端のほうに現れたのがこの ”mimimamo” なる製品でした。ヘッドホンのイヤーパッドに被せて使うカバー。見た瞬間に ”これだ!” と思いましたね。

自宅で愛用しているヘッドホンはSONY MDR-Z1000。オーバーイヤータイプで寒冷地用耳当て並みの大きさのためかCD900STより聴く事が楽しいスタジオモニター。しかしこのてのヘッドホンの皮みたいなイヤーパッドは長時間使用していると汗で蒸れて気持ちが悪い...。その点、SENNHEISERやAKGの一部のモデルに見る布製イヤーパッドは着け心地が良く気持ちがいい。だから布製のこのカバーが私にには響いた!というわけ。

全7色の中から選んだのは当り障りの無いグレー。黒じゃ見た目の変化に乏しいですし、赤や青はちょっと主張が強すぎて。そしていざ装着。取り付け作業は単純で難しくないはずなのですが、勝手を知らない一つ目はなんだかんだで20分程掛かりましたね。何しろイヤーパッドに対してカバーが小さい。だからこそ装着後のフィット感は抜群なんですけど。

片側を引っかけて指で押さえつつぐっと延ばして引っ張りながら逆側まで被せるのですが四方八方を押さえながらでなければ何処かが一端外れると一瞬でフリダシへ...。しかも私の取り付け方はカバーの端を全てハウジングの溝に押し込んで見た目の美しさを優先するステルス装着と呼ばれる方法で、メーカー公表のモデル別対応表を見る限りではZ1000は難易度高!と書かれていました。どおりで大変なわけで。片側を装着した時点で休憩を挟みました。流石にコツを掴んでもう片方は手際良く装着出来ましたが、とは言え今後汚れたりした場合もこの労力を考えると安易に外したくはないですね。

さて装着後の使用感ですが、これがなかなか気持ちが良いです。SENNHEISERやAKG程生地に厚みは無いですが、肌と触れ合ってもサラサラなので貼り付く感じがしません。音質への影響も最小限のようなので長時間ヘッドホンを使うなら欠かせないアイテムになりそう。これぞSONYの音質にSENNHEISERの装着感!ちょっと言い過ぎですか。

しかしこういう商品が世の中に出てくるという事はそれなりに需要があると言う事で、だとすればヘッドホンメーカーもイヤーパッドの素材や硬さ違いをオプションで数種類準備するくらいの事はしても良い気がしますけどね。採算度外視とは言いませんからせめて高級ヘッドホンならそれくらいの対応があっても良いと思います。

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