Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

御岳山に登る(2)

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All Photo by inos

御岳山の山頂付近には宿坊を中心とした集落があります。実はGoogle Mapで確認するとそこまで道路が続いているのですが、おそらくそこを車で走れるのは住人の人達だけで我々観光客はケーブルカーを使うか足で歩いて登るのみ。まあ当然ですか。

最近はコロナも落ち着いてきたとあって外国人観光客も増えましたね。茅葺きの屋根に朱傘が目につけば自ずと足取りはそちらへ向くというものです。

どうやらここはちょっとした茶屋のようで外国人観光客はまじまじとメニュー表を見ておりました。わらび餅と抹茶セットとか食べられたら良いですね。実際のところどんなメニューがあるのかまでは確認しておらず...。我々は建物外観を見ただけで先へ向かいました。

商店街と呼ぶのが正しいのでしょうか、この辺りはちょっとしたお土産屋さんや食事処が並びます。時期にもよると思いますが、この日は玉こんにゃくを食べている人が多かったですね。行列ができていたのはお蕎麦屋さん。有名なお店なんでしょうか、それとも他に蕎麦屋が無いからなのか...。

御岳山はケーブルカーを降りてから頂上付近まではこんなふうにお店が出ていたりするので登山というよりハイキング気分で楽しみながら登れるのが良いですね。

ケヤキの木だそうですが、道中に大迫力の御神木がありました。これだけ大きな木ですから根は深くまで達しているのでしょうが、とは言え急斜面に生えていますから位置関係的には歩道の頭上という恐怖。地滑りとか起きたら上にある住宅もろとも崩れてきそうですね。

超巨大盆栽のような枝ぶりで存在感抜群でした。

光が美しい1日でしたからあちこちでモミジにスマートフォンを向ける姿を目にしました。こりゃ綺麗ですね。

この時期になると自宅にモミジのミニ盆栽を育ててみたい!と思う安易な考えはやはり甘いでしょうかね。お店に行けば形の整ったモミジはいくらでも売っていますが、私がやってみたいのは種から育てて盆栽サイズまで成長させてみるとか、もう少し簡単に実現させるなら挿木とかでしょうかね。挿木の場合は春先がチャンスではあるもののその頃にはモミジの存在をのものを忘れてしまうんですよね。

御岳山の山頂付近には ”武蔵御嶽神社” なる立派な神社が存在します。御岳山に登る人の多くはここを目標(ゴール)として上を目指してくるのだと思います。もちろんそれだけでは物足りないという人には更なる奥地へ山道を歩いていけるらしいですけどね、体力のない我々はここをゴールとするのが最適ルート。

参道そのものがお祭りみたいにカラフル。いつの間にか登山者も増えご覧のように賑やかです。

武蔵御嶽神社は標高929メートルと言われていますからケーブルカーを降りた御岳山駅からは標高差100メートルという事ですね。所々写真を撮りながらゆっくり歩いても1時間弱で辿り着けると思います。

想像していたよりずっと立派だった武蔵御嶽神社。山の上にこんな神社があるとは思わないですよね。でも考えてみたら先にも書いたように関係者であればここまで車で登ってくることができるので建築材料を運ぶにもヘリコプターを使わなくて良かったのでしょうね。

低山とは言えデジタル一眼カメラの交換レンズを何本も持っていくのは大変なので、この写真のみiPhoneで撮影。超広角レンズはここでしか使わなかったですが無ければ撮れなかった画。一眼カメラ用の旅行向け小型軽量高倍率ズーム、そろそろ出てこないですかね。さも無ければiPhoneのカメラ性能がもう少しあがればそれでもよし!

神社からの帰路。下はとても順調であっという間にケーブルカー乗り場。この時点でお昼過ぎくらいですから時間的にはやや早く、上りほど混み合わなかった車内。

東京都内からのアクセスを考えると高尾山に近い存在の御岳山。ケーブルカーやリフトといった移動手段も共通して充実しており、見える景色だって最高。でもどういうわけか人気は圧倒的に高尾山な気がします。単なる知名度の違いな気はしますけどね。

紅葉のこの時期に行くなら観光客でごった返す高尾山よりこちら御岳山がオススメ。

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