Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

懐かしいドロップを買う

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All Photo by inos

昔ながらの四角い缶に入った飴。子供の頃によく食べた記憶があるのは私だけではないでしょう。映画「火垂るの墓」でも主人公の女の子が最後まで大事に持っていた事で有名です。

その有名な缶の飴、「サクマ式ドロップス」を製造する佐久間製菓が2023年1月で廃業するというニュースを聞いたのは1ヶ月ほど前のことだったでしょうか。咄嗟に頭をよぎったのは「あの飴がもう食べられなくなる」という寂しさ。

そこで最後の思い出に!と、買ってきました。缶に入ったお馴染みの飴!「サクマドロップス」。ん? 手に持った瞬間思いました。「こんなデザインだったかな?」

若干の疑問は抱えつつ、ショッピングモール内の駄菓子専門店では残すところあと3缶でしたので、まあ全部買い占める大人買いにも若干の引け目を感じますからちょっと我慢して2缶をGET。

そして会計を待つ長蛇の列に並ぶ後ろの親子からこんな話が聞こえてきたわけです。「子供:サクマドロップスもう直ぐ買えなくなっちゃうんだよ。残り一個だから買っていこう」。「お父さん:いやいやこの緑の缶はこれからもまだ買えるんだよ、買えなくなるのは赤い缶のサクマ式ドロップス。サクマドロップスとサクマ式ドロップスは姉妹会社で別物なんだよ」。

あれ、そうなの? と思いつつも緑の缶とて我々と列の後ろに並ぶ親子が握りしめているもので在庫ゼロとなりましたからひとまず購入しました。

家に帰って調べてみると、確かに廃業で今後入手できなくなるのは赤い缶のサクマ式ドロップスのほう。赤い缶のサクマ式ドロップスを販売する佐久間製菓と、緑の缶のサクマドロップスを販売するサクマ製菓、ややこしいですね。もともとは一つの会社だったらしいです。

つまるところ我が家で買ってきた緑の缶は...今後も手に入る商品ということでした。なんと...。

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