Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2023(7)

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All Photo by inos

どんな車に乗っていても自分の車のメーカーがこのイベントでどんな展示をしているのかは気になるところ。ジムニーオーナーとしてはSUZUKIブースは見逃せませんね。

オートサロン直前に行われたインドのモーターショーではかねてから噂されていたジムニー5ドアモデルが発表となり車業界をざわつかせました。5ドアモデル登場の噂はもう1年以上前からあったにも関わらず全然発表されませんでしたからね、車業界でよくある単なる噂話だろうと半分は聞き流していたわけですが、昨年の暮れくらいからWEB上にテストカーのスパイフォトなどもアップされるようになり俄かに信ぴょう性を帯びた話になっていました。そこでインドではオートサロンに先駆けて発表!でしたから、ジムニーの室内空間がもう少し大きかったら!と思っていた人達はさぞ注目した事でしょう。

そこで私もこのオートサロンで国内初披露となるであろう5ドアモデルを一目見てみようと期待して行ったわけです。ところがどっこいスズキブースに5ドアジムニーの姿はどこにもなく「え、そんなの発表されたんですか?」という空気。まあインドはともかく今のところ国内発売の予定は無いとの事ですからここで展示するわけにもいかなかったのでしょうね。

気を取り直してスズキブースをじっくり見てみることに。こちらのコーナーには何やら多くの人だかりが出来ており、その時は近づくこともままならなかったため人混みが捌けるタイミングを見計らって展示の詳細を確認してみることに。

エブリィワゴンの展示パネルだけは遠くからでも見えていましたからおおよそ内容は想像できましたけどね。

近年のアウトドアブームにあわせてエブリィ用のベッドキットが装着されておりました。恐らく高さ調整は出来るものと思いますが車内を2段ベッドのように使えるので4人とは言わないまでも2人+荷物を上手く上下に分けてスペース効率を活かそうという工夫ですね。このベッドキット自体はすでに純正オプションとして販売されているそうです。

しかしそれ以前に気になるのはこのブルーシートの存在。アウトドアでタープのように使えるという発想かもしれませんが、どう見てもこの色合いと被せ方は殺人事件の現場検証でしょう? なぜここに人だかりが出来るのかちょっと不明でした。

その他スズキブースにはスペーシアをアイドルグループのももいろクローバーZがアレンジした車中泊仕様の展示もあったようですが、いずれも純正車両をおしゃれにデコレーションした程度で、改造車の祭典オートサロンを盛り上げるには少々役不足といった印象を受けました。この展示会は車ファンをワクワクさせるようなコンセプトモデルとかを並べる場な気がしましたね。スズキさんやっぱりジムニー5ドア持ってきたらもっと注目されたんじゃないですかね?

毎度のことながらスズキブース内にはオフィシャルグッズを販売するコーナーがありました。これが意外と人気あるみたいなんですよね。例年同じグッズというわけではなくその都度新しいアイテムでデザインしてくるのでファンはそれらをコレクションしていくのが楽しいのだと思います。

ジムニーグッズはタオルとかフリスビーくらいしかありませんでしたね。以前のイベントではちょっとしたアウトドアチェアとかもあったんですけどね。個人的には車中泊用の枕とかブランケットとか出したら良いんじゃないかと思いますね。

本家スズキさんがジムニーの展示に力を入れていなかったわりには、会場全体には今回も多くのジムニーが並んでおりました。発売から4年が経過した新型ジムニーですがいまだに人気が続いている関係でアフターパーツを設計製造するメーカーも ”良いものを作れば売れる” という需要の高さを感じているんでしょう。とにかくエクステリアデザインに関するパーツ販売が多い気がします。

特にジムニーの場合、オーナー自身で簡単に取り付けや交換が出来るフロントグリルは各社様々なデザインのものがリリースされていますね。

面白いのは、ジムニーオーナーの人は純正から社外デザインのグリルに交換する人が多いところ、ジムニー以外の車にジムニー純正グリルを取り付けるメーカーも多いんですよね。

勿論これはジムニーのグリルが取り付けられるよう改造してのことですが、グリル自体の取り付け方法をジムニーと共通にしているとしたら、それこそこれらの車にもジムニー用パーツを販売するサードパーティ製グリルを取り付けられる事になりますから組み合わせの幅はすごく広がりますね。

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