日本では今朝最大の話題となったAppleの新製品発表。今回はソフトウエアに関するものがメインでしたが、OS X Lion、iOS 5、iCloud、どれも魅力的な仕上がりに向かっている事が感じられました。

これまでMAC OS Xと呼ばれていたものをあえてOS Xと変更してきたあたりから察するに、AppleはいずれMAC用OSとiOSを統合する方向で進めているように見えなくもありません。シンプルな構成且つユーザー層の広がりを考えるとiOS寄りに進むのではないかと想像しますが、その上でPhotoshopのフル機能が動作するなら私にとってはどちらに転んでも大差ない話です。

今回の発表で私が一番注目したいのはiCloudですね。主に音楽や写真データをオンライン上に置いておき、関連するデバイスはどれもがリンクするようですが、私達が単純に想像するCloudとは少し違うようで、自分のオンラインサーバー上に置くファイルはあくまでApp Storeに存在しないモノだけのようですね。この辺りの仕組みと法則性は順次明確になると思われますが、管理する写真ファイルの殆どがRAWデータである私のような人には、恐らく写真ファイルのオンライン管理はまだ非現実的なような気がしています。データ容量の問題もありますし、何よりRAWデータを展開出来る仕組みが何処かに必要になりますから。

いずれにしても、それらのサービスの開始が謳われている秋まで、楽しみは尽きませんね。