今時の車は軽量化による燃費向上や車両価格を抑える目的でスペアタイヤレスだったり、搭載されていても軽量なテンパータイヤだったりするので、車両床下やトランクの底に埋もれているのが普通です。

しかし愛車ジムニーのスペアタイヤはリアハッチの目立つところに標準サイズのタイヤがそのままドーンと装着されています。まあ、これが四駆っぽくて良いという人もいれば、今時パンクなんか殆ど経験することはないからと、取り外してしまう人もいます。私は小心者なのでもしもの時に備え標準品をそのまま背負って走っていますが。

そんなスペアタイヤ、最近はずいぶんゴムが白っちゃけてきて見栄えが悪くなりました。今足元に履いている4本のタイヤは1年くらい前に新品に履き替えましたが、スペアタイヤだけは新車購入時のままケチって交換しませんでしたからね。

そんなわけでこの見た目をなんとかしようと考え、久しぶりにタイヤワックスの登場です。ワックスと言ってもよくあるスプレー式の油を吹きかけるノータッチのようなものではなく、塗料に近い感覚で黒い液体を塗り込むSOFT99のブラックマジックなるアイテム。私は昔からこれを愛用しています！

塗った箇所（左側）と塗っていない箇所（右側）の違いは明らかで、スプレータイプとは似て非なるもの。

塗り込む液体は墨汁みたいですが、乾燥すると薄くゴムの膜ができるような感じなので雨が降っても流れ落ちてしまうようなことはありません。完全乾燥後は多少艶が引けて自然な仕上がりになります。

私がこのブラックマジックを愛用する理由は、スプレー式のように周囲に飛び散らず、施工後は水に濡れても数ヶ月は効果が持続するところ。