Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2023(5)

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All Photo by inos

この週末も農の講習会+作業に参加です。

本日の内容は、

1.トマト(レイカ、アルティカ、アイコ)、きゅうり(夏すずみ)の定植とトンネル掛け
2.ナス(筑陽)、ししとう(甘とう美人)の定植とトンネル掛け
3.ネギ(さんぺい葱)の定植と寒冷紗のトンネル掛け
4.遅まき枝豆(神風香)の種まき
5.緑肥種蒔きの準備
6.大根、枝豆(陽恵)、水菜、ルッコラ、の間引き
7.うね間や株間の土の表面を浅く耕す中耕と小さな草があれば除草

どれも激しく体力を消費するような作業ではないまでも、タスクが盛り沢山で時間勝負です。本当は週末なんでゆっくりやれば良いのですが、どういうわけか今日はすごく寒かったので全行程を2時間くらいで終わらせたかったのです。4月も下旬だというのにあまりに寒くて上に羽織るフリースを自宅に取りに帰ったくらいですから。

トマトの定植はこれまでの作物と違い少し特殊な植え方をします。黒マルチに穴を開けポットの苗をそのまま植えるのではなく、苗がほぼ真横を向くくらいに傾けて植えるのです。こうすることで地面と接している茎の途中からも根が生えてくるため根数を増やすことが出来、これから夏になって暑くなっても乾燥に強い苗木に育てる事が出来るんだそうです。

とは言え、苗木がこのまま横向きに伸びていってしまっては困るわけですが、そこは植物も利口なので、光の射す上方向へ勝手に頭の方向を変えてくれるとの事。それを見越した位置に今は割り箸を差し、立ち上がりの位置決めとしています。

ナスとししとうは黒マルチの中央付近に上向きに定植。こちらも支えとなる割り箸に仮固定しています。これから3週間くらい経過したらこれを背の高い支柱に差し替えていきます。また、今日植えたトマト、きゅうり、ナス、ししとうの根元には、微生物の棲家となる炭の粉のようなものを少量ずつ入れています。

先週、ネギの苗床に元蔵なる種類の普通サイズのネギを定植したところですが、今日はこちらのナスの脇に小葱のさんぺい葱を植えました。

3月から始めた体験農園ですが、驚くことに早い作物はもう収穫時期を迎えています。まず最初の収穫となったのはこちらのレタス。4月上旬に定植したレタスは、玉レタスのラプトルを4株と、赤いリーフレタスの晩抽タフレッド2株、緑リーフレタスのグリーンスパン2株の合計8株。どれも順調に成長しており今日時点で収穫出来るのは緑リーフの2株。

とは言えいささか収穫には早かろうという疑いと、もう根こそぎ収穫してしまうのは勿体無いという気持ちもあり、まずはその2株の周りの葉っぱを10枚くらいむしって持ち帰りました。レタスって丸ごと収穫せずに周りの葉っぱからむしっていけば結構長く楽しめるらしい。

どうですかこの順調な成長っぷり!両サイドに見えるのがレタス群、真ん中の列が水菜とルッコラ、手前に少しだけ見切れているのが大根の葉。今日はルッコラと大根に関しても間引きがてら小さなものをいくつか収穫し食べてみました。

晩御飯は挽肉のレタス包み。レタスにせよルッコラにせよ自分達で育てた作物は大変美味しく、そして何より愛情が注がれている分可愛いのです。流石にプロの農家さんに教えてもらいながら育てた野菜は市販のそれにも勝るとも劣らない仕上がりで満足度120%。

ただ、正直こんな事も感じ始めています。果たしてこれだけの野菜を無駄なく消費できるのか?と。今日はレタスを10枚程度食べただけですがそれでも2人で食べて結構な量と感じました。おそらく10枚くらいの葉っぱは残された株元で次の週末にはすっかり復活している事でしょう...。そんなレタスだけで全8玉...。ケチケチしていないでどんどん食べないと生育に消費が追いつきません。

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