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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

デジタルガジェットにいちばん求められている性能は

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スマートフォンやタブレット端末、近年であればスマートウォッチなどのバッテリーについて。ズバリ充電頻度って1日に1回くらいの人が多いのではないでしょうか? 少なくとも私のiPhoneは毎日充電するのがルーティンになっています。

タブレット端末のiPadはバッテリー容量が大きいので1度の充電で2日くらいは使えますが、それとてもう5年も前のモデルを使っていますから、流石にバッテリーがお疲れモードで、最近じゃ充電頻度が上がってきており結局iPhone同様に毎日充電しています。

スマートフォンで言えばAndroid端末はどうか知りませんが、少なくともiPhoneは毎年ニューモデルが発表されるものの、その進化はカメラ性能に比重が置かれている感が強く、スマートフォンとしての基本性能はここ数年頭打ちのように見受けられます。勿論多少処理能力が向上した!みたいなところはあるのですが、数年前のモデルを使い続けているからといって普段使いで困るほどではないという意味です。

となるとスマートフォンを買い替える理由の多くは何か?という事になりますが、故障や紛失は例外としてもその比重の多くはバッテリーの持ちが悪くなった!という点が大きいのではないでしょうか? あまりに古いモデルを使っている場合には最新OSがインストール出来なくなったから...なんて理由も浮上しますが、逆にOSが対応出来ないくらいまで使えたなら御の字というものです。

バッテリーがへたったから買い換える。一見正当な理由のように聞こえますが、バッテリーだけが寿命を迎えその他はまだまだ使えるという事であれば、それって工業製品としてのバランスが悪いとも言えそうな気がします。

スマートフォンやタブレットに搭載されるリチウムイオンバッテリーは一般的に300回〜500回の充放電で寿命を迎えると言われています。寿命といっても急にダメになるわけではなく、徐々に内部抵抗が高くなってきて見かけの容量が減り、フル充電しても使える時間が短くなるという現象として現れます。

300回〜500回って、毎日充電をしていたら長くとも2年弱で本来の性能が出せなくなるという事です。最近のスマートフォンは10万円を超えるものも少なくないというのに2年で寿命って短すぎませんかね? バッテリーのみ新しいものに交換するという最終手段はあるにせよ、そもそも初めからもっと長持ちするバッテリーを搭載せよ!と言いたいのです。

昨年あたりからポータブル電源の業界では三元系リチウムイオンに代わる新世代のバッテリーとしてリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが注目されていますね。これまでの三元系リチウムイオンが300〜500回の繰り返し充電で寿命を迎えたのに対し、リン酸鉄は2,000回〜3,000回の長寿命と言われています。

ズバリ言いたい! そのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをスマートフォンやタブレットにも採用せよ!

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